ファインズは2025年12月26日、株式会社オルプラ及び株式会社Nexilの株式を取得し子会社化することを決議したと公表しました。株式譲渡実行日はオルプラが2026年1月30日、Nexilが2026年1月14日をそれぞれ予定しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社ファインズ(5125・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | いずれも個人(開示資料は「相手先からの要請により、非開示とさせていただきます」と記載) |
| 譲渡対象 | 株式会社オルプラ/株式会社Nexil(2社)(いずれも人材紹介事業) |
| 所在地 | 東京都品川区東五反田1-10-4 エムアイビル5階/東京都渋谷区渋谷2-12-19 |
| 手法 | 株式の取得(子会社化)。オルプラは700株(議決権所有割合100%)、Nexilは200株(議決権所有割合100%)を取得する。いずれも異動後の議決権所有割合は100% |
| 対価 | オルプラの取得価額は普通株式480,000千円、アドバイザリー費用等(概算額)31,000千円、合計(概算額)511,000千円。Nexilの取得価額は普通株式550,000千円、アドバイザリー費用等(概算額)35,045千円、合計(概算額)585,045千円 |
| 日程 | 2025年12月26日 取締役会決議日/2025年12月26日 契約締結日/2026年1月30日(予定) オルプラの株式譲渡実行日/2026年1月14日(予定) Nexilの株式譲渡実行日 |
オルプラの取得株式数は700株(議決権所有割合100%)で、取得価額は普通株式480,000千円、アドバイザリー費用等(概算額)31,000千円、合計(概算額)511,000千円です。Nexilの取得株式数は200株(議決権所有割合100%)で、取得価額は普通株式550,000千円、アドバイザリー費用等(概算額)35,045千円、合計(概算額)585,045千円です(出典:株式会社ファインズ 2025年12月26日公表資料)
オルプラは所在地が東京都品川区東五反田1-10-4 エムアイビル5階、事業内容が人材紹介事業、資本金が7,000千円、設立年月日が2021年3月31日です。売上高は38,516千円、155,274千円、332,868千円、営業利益は▲270千円、65,208千円、110,934千円、純資産は9,718千円、58,587千円、126,256千円と3期分が記載されています。
Nexilは所在地が東京都渋谷区渋谷2-12-19、事業内容が人材紹介事業、資本金が2,000千円、設立年月日が2021年4月1日です。売上高は140,624千円、263,090千円、523,952千円、営業利益は2,324千円、21,922千円、66,456千円、純資産は4,098千円、16,183千円、63,844千円と3期分が記載されています。なお開示資料のNexilの欄は「異動前の所有株式数 200株(議決権所有割合:0%)」と記載されており、ここでは原本の表記のまま引用しています(出典:株式会社ファインズ 2025年12月26日公表資料)
開示資料は、買い手が中小企業を中心とした市場で「人材確保」「生産性向上」「受注拡大」の3つの課題が顕著であるとし、採用マーケティング支援の実績を基盤として今後は直接的な人材紹介にも取り組む方針であることを記載しています。両社の大株主及び持株比率、株式取得の相手先の氏名・住所は、相手先からの要請により非開示とされています。
出典: 株式会社ファインズ「株式会社オルプラ及び株式会社Nexilの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」(2025年12月26日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
設立から四年ほどの会社が、二社そろって渡っています。
どちらも売上を三期で数倍に伸ばしていました。
値段は、売上の一年分を超える水準です。
中小企業の譲渡でも、伸びと利益率が価格を決めます。
歴史の長さではなく、いまの稼ぎ方を見られます。
だから、創業まもない会社にも買い手は付きます。
一方で、人が辞めれば価値も減る業種です。
買い手は、残ってもらう約束を条件に入れます。
人そのものが対象になる、という場面です。