ハイブリッドテクノロジーズは2026年1月15日、MCP35株式会社の全株式を取得して子会社化し、同社の中核子会社である株式会社グルーヴ・システムを孫会社化することを決議したと公表しました。株式譲渡実行日は2026年1月16日です。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社ハイブリッドテクノロジーズ(4260・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | マラトン1号投資事業有限責任組合(東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービルディング21階・主に国内の未上場企業の株式等への投資・組成日2021年6月30日・出資の総額113.5億円)および個人5名(本サイトでは個人の氏名を再掲していません) |
| 譲渡対象 | MCP35株式会社(中核子会社:株式会社グルーヴ・システム)(資金調達、財務及び経営一般に関するコンサルティング、株式の保有、売買並びにその他の投資事業ほか(中核子会社はSES事業)) |
| 所在地 | 東京都港区元赤坂1-1-7-1209号 |
| 手法 | 株式の取得(子会社化)。対象会社の全株式5,882株を取得し、議決権所有割合は0.0%から100.0%となる。あわせて対象会社の中核子会社である株式会社グルーヴ・システムを孫会社化する |
| 対価 | 取得価額は対象会社の普通株式195百万円、アドバイザリー費用等約32百万円、合計(概算額)約227百万円 |
| 日程 | 2026年1月15日 取締役会決議日/2026年1月15日 株式譲渡契約締結日/2026年1月16日 株式譲渡実行日 |
異動前の所有株式数は0株(議決権の数0個、議決権所有割合0.0%)、取得株式数は5,882株(議決権の数5,882個)、異動後も5,882株(議決権所有割合100.0%)です。取得価額は対象会社の普通株式195百万円、アドバイザリー費用等が約32百万円、合計(概算額)が約227百万円です(出典:株式会社ハイブリッドテクノロジーズ 2026年1月15日公表資料)
対象会社は名称がMCP35株式会社、所在地が東京都港区元赤坂1-1-7-1209号、資本金が5万円、設立年月日が2025年2月で、純資産3百万円、総資産137百万円、売上高4百万円と記載されています(2025年11月期。2025年2月1日から2025年11月30日までの10ヶ月の数値で、監査法人による監査を受けたものではない)(出典:株式会社ハイブリッドテクノロジーズ 2026年1月15日公表資料)
孫会社となる株式会社グルーヴ・システムは所在地が東京都豊島区西池袋3-23-3、事業内容が各種業務系Webアプリケーションの開発、基盤系・ネットワーク系の構築運用、ITサポート業務等、資本金が30万円、設立年月日が2005年5月です。売上高は3,356百万円、1,596百万円、962百万円、営業利益は464百万円、119百万円、68百万円と3期分が記載されており、開示資料は2024年2月に一部事業を新設会社に会社分割したことに伴い売上高及び各段階利益が減少していることを記載しています(出典:株式会社ハイブリッドテクノロジーズ 2026年1月15日公表資料)
開示資料は、DX需要の拡大を背景にシステム開発案件が増加傾向にある一方でITエンジニア人材の不足が継続しており、安定的なエンジニア供給力及び採用・育成体制の構築が重要な経営課題となっていることを記載しています。
出典: 株式会社ハイブリッドテクノロジーズ「MCP35株式会社(中核子会社:株式会社グルーヴ・システム)の株式取得(子会社化)に関するお知らせ」(2026年01月15日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
買っているのは、持株会社のほうです。
その下にある事業会社が、孫会社になります。
株を一つ買えば、下の会社もまとまって移ります。
中小企業の譲渡でも、この形は使われます。
複数の会社を持っている社長の場合です。
上の会社の株を渡せば、一度で済みます。
ただし、渡したくない会社が下にあると困ります。
先に切り離してから、上を渡す段取りになります。
グループの形を整える、という場面です。