アクシスコンサルティングは2026年1月30日、株式会社サン・システムプランニングの株式を取得し子会社化することを決議したと公表しました。株式取得実行日は2026年2月3日を予定しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社アクシスコンサルティング(9344・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 対象会社の株主である個人5名(持株比率100%。本サイトでは個人の氏名を再掲していません) |
| 譲渡対象 | 株式会社サン・システムプランニング(システムの設計/開発/試験/運用/保守/インフラ構築(主にサーバーインフラ領域)) |
| 所在地 | 東京都中央区日本橋室町4-1-16 室町フェニックスビル5階 |
| 手法 | 株式の取得(子会社化)。20,000株を取得し、議決権所有割合は0%から100%となる |
| 対価 | 取得価額は、買い手の直前事業年度の末日における純資産額の15%を下回る金額であるが投資判断上考慮すべき事項であると認識しているとされ、詳細な金額は相手先が個人であり当該金額が推察されることによる安全保護上の観点および当事者間の秘密保持の合意に基づき非開示とされている。開示資料は、本件取得価額が第三者算定機関による評価等を踏まえて合理的に決定されたこと、アドバイザリー費用等の概算額が35百万円であることを記載している |
| 日程 | 2026年1月30日 取締役会決議日/2026年1月30日 契約締結日/2026年2月3日(予定) 株式取得実行日 |
異動前の所有株式数は0株(議決権の数0個、議決権所有割合0%)、取得株式数は20,000株(議決権所有割合100%)、異動後も20,000株(議決権の数20,000個、議決権所有割合100%)です。取得価額は買い手の直前事業年度の末日における純資産額の15%を下回る金額とされ、詳細な金額は相手先が個人であることによる安全保護上の観点および秘密保持の合意に基づき非開示です。アドバイザリー費用等の概算額は35百万円と記載されています(出典:株式会社アクシスコンサルティング 2026年1月30日公表資料)
対象会社は名称が株式会社サン・システムプランニング、所在地が東京都中央区日本橋室町4-1-16 室町フェニックスビル5階、事業内容がシステムの設計/開発/試験/運用/保守/インフラ構築、資本金が40,000千円(2024年12月期)、設立年月日が1981年7月9日で、大株主及び持株比率は個人5名が100%です。売上高は525百万円、535百万円、531百万円、営業利益は△3百万円、△7百万円、△13百万円、純資産は262百万円、270百万円、280百万円と3期分が記載されています(出典:株式会社アクシスコンサルティング 2026年1月30日公表資料)
開示資料は、対象会社が長年にわたり安定した顧客取引基盤を有し主にサーバーインフラ領域を中心としたシステム開発・運用支援事業を展開していること、多くの取引が長期にわたり継続していることを記載しています。
開示資料は、買い手がハイエンド人材紹介およびフリーランス人材活用を中核とする既存事業を基盤に、安定的なキャッシュ・フローを創出する事業を対象としたM&Aを成長手段の一つと位置付けていることを記載しています。
出典: 株式会社アクシスコンサルティング「株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」(2026年01月30日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
価額が非開示の理由に、相手の安全が挙げられています。
金額から、個人の受け取る額が推察されるためです。
株主が複数いる、創業から四十年を超える会社でした。
中小企業の譲渡では、ここは切実な論点です。
いくらで売れたかは、身近な人に知られたくないものです。
だから、非開示にできる形を先に確かめます。
上場会社が買い手でも、金額を出さない開示はあります。
逆に、金額が出る場合もあるので先に聞きます。
何が公表されるかを確かめる、という場面です。