酉島製作所は2026年2月10日、新日本造機株式会社の株式を取得し子会社化することを決議したと公表しました。株式譲渡実行日は2026年7月1日を予定しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社酉島製作所(6363・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 住友重機械工業株式会社(東京都品川区大崎2丁目1番1号・各種産業機械の製造販売・資本金30,872百万円・設立1934年11月1日・連結純資産630,410百万円(2025年6月末)。新日本造機の持株比率100.0%) |
| 譲渡対象 | 新日本造機株式会社(子会社に新日造エンジ株式会社)(蒸気タービン・プロセスポンプの製造・販売事業(子会社の新日造エンジ株式会社は国内サービス事業)) |
| 所在地 | 東京都品川区大崎二丁目1番1号 |
| 手法 | 株式の取得(子会社化・特定子会社の異動)。17,397,200株を取得し、議決権所有割合は0.0%から100.0%となる |
| 対価 | 取得価額は新日本造機株式会社149億円(見込)、アドバイザリー費用等1億円(見込)。開示資料は、外部専門家等における適切なデューデリジェンス及び第三者算定機関による株式価値算定を実施し双方協議の上で決定したこと、本取得価額が2025年12月末時点の対象会社の現預金残高を元に手元資金が60億円となるよう特別配当等により調整を行うことを前提としていることを記載している |
| 日程 | 2026年2月10日 取締役会決議日/2026年2月10日 契約締結日/2026年7月1日(予定) 株式譲渡実行日。開示資料は、株式譲渡実行日までに新日本造機株式会社から住友重機械工業株式会社に特別配当が実施される予定であることを記載している |
異動前の所有株式数は0株(発行済株式数の0.0%、議決権所有割合0.0%)、取得株式数は17,397,200株、異動後も17,397,200株(議決権所有割合100.0%)です。取得価額は新日本造機株式会社149億円(見込)、アドバイザリー費用等が1億円(見込)です(出典:株式会社酉島製作所 2026年2月10日公表資料)
開示資料は、本取得価額が2025年12月末時点の対象会社の現預金残高を元に手元資金が60億円となるよう特別配当等により調整を行うことを前提としていること、株式譲渡実行日までに対象会社から売り手に特別配当が実施される予定であることを記載しています(出典:株式会社酉島製作所 2026年2月10日公表資料)
対象会社は名称が新日本造機株式会社、所在地が東京都品川区大崎二丁目1番1号、事業内容が蒸気タービン・プロセスポンプの製造・販売事業、資本金が2,408百万円、設立年月日が1973年11月1日で、大株主及び持株比率は住友重機械工業株式会社が100.0%です。連結売上高は17,098百万円、15,804百万円、19,167百万円、連結営業利益は367百万円、2,160百万円、2,395百万円、連結純資産は32,667百万円、33,080百万円、33,799百万円と3期分が記載されています(出典:株式会社酉島製作所 2026年2月10日公表資料)
開示資料は、対象会社が石油化学分野を中心に蒸気タービンおよびポンプの製造・販売・アフターサービスを展開していること、買い手が創業以来100年以上にわたり上下水道、エネルギー、海水淡水化など社会インフラ分野のポンプを提供してきたことを記載しています。
出典: 株式会社酉島製作所「新日本造機株式会社の株式の取得(子会社)および特定子会社の異動に関するお知らせ」(2026年02月10日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
引き渡しの前に、会社から売り手へ特別配当を出します。
手元資金を六十億円に合わせるための調整です。
会社に残す現金の額を、先に決めている形です。
中小企業の譲渡でも、同じ調整はよく入ります。
余っている現金を、渡す前に配当で抜く形です。
どちらも税金の扱いが変わるので、計算して選びます。
株の対価で受け取るか、配当で受け取るかです。
受け取り方で手取りが変わるので、先に試算します。
手元に残る額を数える、という場面です。