カー用品のオートバックスセブンは2026年3月3日、連結子会社を通じて、福島県郡山市でフランチャイズ加盟店としてカー用品小売を営む株式会社シティの全株式を、その持株会社から取得し、孫会社化することを公表しました。譲渡日は2026年4月1日の予定です。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社オートバックスセブン(連結子会社が取得)(9832・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡対象 | 株式会社シティ(カー用品小売(オートバックスのフランチャイズ加盟店)) |
| 所在地 | 福島県郡山市 |
| 手法 | 株式譲渡(持株会社から全株式3,000株を取得し、孫会社化) |
| 対価 | 協議により決定と記載(金額は非開示) |
| 日程 | 譲渡日 2026年4月1日(予定)(公表 2026年3月3日) |
開示資料によれば、シティは1983年8月設立、資本金30百万円で、オートバックスセブンとの間にフランチャイズチェン契約や商品売買基本契約があります。取得株式数は3,000株で、業績と財政状態は非開示です(出典:株式会社オートバックスセブン 2026年3月3日公表資料)。
オートバックスセブンは、中期経営計画でオートバックス事業の収益拡大を目指しており、福島エリアの店舗の連携体制を最適化し競争力を高めることを取得の目的に挙げています。
中小企業の経営者は、どう読むか
フランチャイズ本部が、長く加盟店を営んできた会社を直営の系列に迎え入れる例です。加盟店の承継では、本部が引受先の候補になることが多く、本部との契約関係が最初の相談先になります。
売り手が個人の持株会社である形です。オーナーが株式を持株会社に集約している場合、譲渡の主体は持株会社になり、税務や資産の整理の仕方が変わります。