化粧品や日用品の企画販売を手がけるリベルタは2026年3月6日、スキンケアを中心とした化粧品のファブレスメーカーである株式会社クレアの全株式を個人株主から取得し、子会社化することを決定したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社リベルタ(4935・東証スタンダード) |
|---|---|
| 譲渡対象 | 株式会社クレア(化粧品、美容・健康関連商品の企画製造・販売) |
| 所在地 | 東京都豊島区 |
| 手法 | 株式譲渡(個人株主から全株式1,000株を取得し、子会社化) |
| 対価 | 株式取得価額 841百万円、アドバイザリー費用等(概算)49百万円、合計(概算)890百万円 |
| 日程 | 取締役会決議 2026年3月6日/契約締結 2026年3月6日(予定)/実行 2026年4月1日(予定) |
開示資料によれば、クレアは2007年10月設立、資本金5百万円で、直近3期の売上高は355百万円、378百万円、309百万円、営業損益は20百万円、14百万円、▲8百万円です。取得株式数は1,000株で、取得価額は株式取得価額841百万円とアドバイザリー費用等の概算49百万円、実行は2026年4月1日の予定です(出典:株式会社リベルタ 2026年3月6日公表資料)。
リベルタは、中期経営計画で新商品からヒット商品を出すことを基本戦略とし、M&Aを活用した成長を重要な取り組みと位置づけていると説明しています。
中小企業の経営者は、どう読むか
創業者が全株式を持つ小規模な企画販売の会社が、同じ業界の上場企業に迎え入れられた例です。工場を持たないファブレスの会社は、ブランドと商品企画の力がそのまま評価の対象になります。
直近期が営業損失でも、取得価額が明示されています。単年の損益ではなく、ブランドの継続性や販路の広がりが価額の根拠になることを示す例です。