ヒビノは2023年11月22日、株式会社エヌジーシーの株式を取得して連結子会社化することを公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)ヒビノ株式会社(2469・)
譲渡(売り手)日商エレクトロニクス株式会社(対象会社の持株比率100.0%)
譲渡対象株式会社エヌジーシー(業務用映像機器の販売・システム設計・施工・メンテナンス)
所在地東京都江東区東雲
手法株式譲渡(所有割合100.0%を取得して連結子会社化)
対価非開示(開示資料は、相手先の意向により開示を控えるとしたうえで、DCF方式をベースに第三者による株式価値算定結果に基づき相手先と協議のうえ決定したと記載)
日程2023年11月22日 取締役会決議・契約締結/2023年12月1日(予定) 株式譲渡実行日

取得株式数は4,000株(議決権の数4,000個)で、異動前の所有株式数は0株(所有割合0.0%)、異動後は4,000株(所有割合100.0%)です(出典:ヒビノ株式会社 2023年11月22日公表資料)

取得価額は非開示です。開示資料は、相手先の意向により開示を控えるとしたうえで、DCF方式をベースに、第三者による株式価値算定結果に基づき、相手先と協議のうえ決定したと記載しています。

対象会社は1985年7月設立、所在地は東京都江東区東雲、資本金は5,000万円で、業務用映像機器の販売・システム設計・施工・メンテナンスを行っています。大株主および持株比率は日商エレクトロニクス株式会社が100.0%と記載されています(出典:ヒビノ株式会社 2023年11月22日公表資料)

開示資料は、買い手と対象会社との間に、直前事業年度における取引関係がないことを記載しています。

日程は、取締役会決議日と契約締結日が2023年11月22日、株式譲渡実行日が2023年12月1日(予定)です。

出典: ヒビノ株式会社「株式会社エヌジーシーの株式の取得(連結子会社化)に関するお知らせ」(2023年11月22日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

売り主が個人ではなく会社です。親会社が、持っていた子会社を手放す形の譲渡です。

この形では、売る判断をするのは親会社の経営です。対象会社の経営者が売りたいかどうかとは別のところで決まります。

買い手にとっては、相手が会社なので交渉の窓口が一つで、意思決定の過程も読みやすくなります。

価格の決め方として、将来の見込みから測る方法が使われたと書かれています。会社が売り主の取引では、こうした手順が明示されることが多いです。

買い手と対象会社の間に、それまでの取引が無かったと書かれています。付き合いが無くても、事業の中身が合えば話は成り立ちます。

対象会社は設立から四十年近い会社です。親会社の方針が変われば、長く続いた子会社も動くということです。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。