東陽テクニカは2023年11月28日、Rototest International ABの株式を取得して子会社化することを公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)株式会社東陽テクニカ(8151・)
譲渡(売り手)Rototest International ABの株主(法人2社。持株比率50.05%・49.95%)
譲渡対象Rototest International AB(ハブ式ダイナモメーターの開発・製造)
所在地スウェーデン・Rönninge
手法株式譲渡(99,900株を取得して子会社化)
対価9,000千EUR(1,457,100千円。開示資料は1EUR=161.9JPYで計算と注記)
日程2023年11月28日 取締役会決議・契約締結/2023年11月30日(予定) 株式譲渡実行日

取得株式数は99,900株で、異動後の所有株式数も99,900株です。取得価額は9,000千EUR(1,457,100千円)で、開示資料は1EUR=161.9JPYで計算していると注記しています(出典:株式会社東陽テクニカ 2023年11月28日公表資料)

対象会社は1988年設立、所在地はスウェーデン、資本金は500,000スウェーデン・クローナ(6,925千円)で、ハブ式ダイナモメーターの開発・製造を行っています。大株主および持株比率は法人2社が50.05%、49.95%と記載されています(出典:株式会社東陽テクニカ 2023年11月28日公表資料)

開示資料は、買い手が2016年に対象会社と代理店契約を締結し、対象会社の製品を取り扱ってきたこと、対象会社が製造する製品について取引関係があることを記載しています。

買い手は、電動自動車や自動運転・先進運転支援システムなど技術革新が進む自動車産業で、開発の効率化にモデルベース開発が必須とされていることを背景として挙げています。

日程は、取締役会決議日と契約締結日が2023年11月28日、株式譲渡実行日が2023年11月30日(予定)です。

出典: 株式会社東陽テクニカ「Rototest International ABの株式取得(子会社化)に関するお知らせ」(2023年11月28日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

七年前から代理店として扱っていた相手を、会社ごと買っています。商品を仕入れる関係から、持ち主になる形です。

この順番は中小企業でもよく見ます。仕入先、販売先、外注先は、相手の中身をいちばんよく知っている候補です。

売り主は会社二社で、持分がほぼ半分ずつでした。どちらか一方だけでは決められない構えだったことになります。

海外の会社なので、通貨の換算が入ります。開示資料も、どの為替で円に直したかを明記しています。

価額が公表されています。海外の相手との取引では、契約の作り方も国ごとに違ってきます。

決議から引き渡しまで二日です。長く付き合いのある相手だと、調べる手間が少なくなります。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。