NISSHAは2023年12月5日、アメリカで医療機器向けのマイクロ成形を手掛けるIsometric Intermediate LLCグループの持分を取得して子会社化することを公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)NISSHA株式会社(7915・)
譲渡(売り手)Isometric Intermediate LLCの持分保有者
譲渡対象Isometric Intermediate LLCグループ(医療機器向けのマイクロ成形)
所在地アメリカ
手法持分の取得(買い手の米国子会社を通じて持分を取得し子会社化)
対価持分の取得対価62,160,000米ドル、アドバイザリー費用等(概算額)1,500,000米ドル
日程2023年12月4日 取締役会決議日・契約締結日(米国時間)/2023年12月下旬(予定) 持分譲渡実行日

異動前の所有持分は0、取得持分は7,553(議決権の数7,553個)で、異動後の所有持分は7,553です。取得価額は持分の取得対価62,160,000米ドル、アドバイザリー費用等(概算額)1,500,000米ドルです

買い手は、メディカルテクノロジー事業の主力分野である開発製造受託について、低侵襲医療用の手術機器や医療用ウェアラブルセンサーなどを中心に、大手医療機器OEMから設計・開発・製造まで一貫して受託するビジネスモデルを展開していることを記載しています。

開示資料は、医療機器の開発製造受託市場の潜在的な成長性を認識しており、事業の成長を牽引する主力分野として注力していることを理由として挙げています。

開示資料は、対象会社の製品例として内視鏡の先端部品、手術支援ロボット向けの部品、小型光学部品、微細形状の薬品注入器、カテーテル向けのハウジング部品を挙げています。

日程は、取締役会決議日と契約締結日が2023年12月4日(契約締結は米国時間)、持分譲渡実行日が2023年12月下旬(予定)です。

出典: NISSHA株式会社「アメリカで医療機器向けのマイクロ成形を手掛けるIsometric Intermediate LLCグループの持分の取得(子会社化)に関するお知らせ」(2023年12月05日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

買ったのは株式ではなく持分です。会社の形が日本の株式会社と違うと、権利の呼び方も変わります。

海外の案件では、契約を結んだ日が現地の時間で書かれます。開示資料も、日本時間との違いを明記しています。

買い手は、同じ分野を続けて買い集めています。受託して作る事業では、できることの種類が増えるほど受けられる仕事が広がります。

対象会社の説明が、何を作っているかの具体例で示されています。部品の種類は、技術の幅を示す材料になります。

助言にかかる費用が代金とは別に書かれています。金額は代金の数%ほどです。

契約から引き渡しまで一か月足らずです。相手が事業を続けたまま移る形なので、区切りは早く付きます。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。