ダイヘンは2023年12月13日、持分法適用関連会社である四変テック株式会社の株式を追加取得して連結子会社化することを公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)株式会社ダイヘン(6622・)
譲渡(売り手)四変テック株式会社の株主
譲渡対象四変テック株式会社(変圧器・配電盤・電源装置等の製造・販売・修理)
所在地香川県仲多度郡多度津町
手法株式譲渡(持分法適用関連会社の株式を追加取得し、議決権所有割合38.6%から65.3%として連結子会社化)
対価689百万円
日程2023年12月13日 取締役会決議日/2023年12月14日(予定) 契約締結日・株式譲渡実行日

異動前の所有株式数は2,456,678株(議決権所有割合38.6%)、取得株式数は1,699,839株で、異動後は4,156,517株(議決権所有割合65.3%)となります。取得価額は689百万円です(出典:株式会社ダイヘン 2023年12月13日公表資料)

対象会社は1946年8月31日設立、所在地は香川県仲多度郡多度津町、資本金は318百万円で、変圧器・配電盤・電源装置等の製造・販売・修理を行っています。大株主および持株比率は買い手が38.6%、別の法人が15.7%、個人株主が42.0%と記載されています(出典:株式会社ダイヘン 2023年12月13日公表資料)

開示資料は、対象会社が買い手の持分法適用関連会社であり、対象会社が買い手株式を202千株保有していること、対象会社役員のうち3名が買い手の役職員であること、買い手が対象会社の従業員6名の出向を受け入れていること、販売・仕入取引があることを記載しています

買い手は、グループ内での電力機器製品の生産分業等をこれまで以上に柔軟に実施することを目的としていると記載しています。

日程は、取締役会決議日が2023年12月13日、契約締結日と株式譲渡実行日がいずれも2023年12月14日(予定)です。

出典: 株式会社ダイヘン「持分法適用関連会社の異動(子会社化)に関するお知らせ」(2023年12月13日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

もともと四割ほど持っていた相手を、六割五分まで買い増しています。関係を一段深める形の取引です。

過半数を超えると、決算が合算され、議決権で物事を決められるようになります。四割のままでは、どちらもできません。

中小企業でも、同業や取引先と資本を持ち合っていることがあります。そこから過半数へ進めるかどうかは、相手の株主構成で決まります。

この会社では個人株主が四割強を持っていました。買い増しの相手は、そうした個人になります。

対象会社は買い手の株式も持っており、役員も従業員も行き来しています。資本だけでなく人でも結びついていた関係です。

決議の翌日に契約と引き渡しが置かれています。もともと知っている相手なので、調べる手間がかかりません。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。