ジェイドグループは2024年2月29日、マガシーク株式会社の株式取得(子会社化)ならびに株式会社NTTドコモとの業務提携契約の締結、伊藤忠商事株式会社との業務提携の継続を公表しました。開示資料は、対象会社の全発行済株式のうちNTTドコモが保有する75%と伊藤忠商事が保有する3%の合計78%を取得すること、残る22%は伊藤忠商事が継続保有するため対象会社が買い手と伊藤忠商事との共同運営会社となることを記載しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社ジェイドグループ(3558・) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 株式会社NTTドコモ(75%を保有)および伊藤忠商事株式会社(25%を保有。うち3%分を譲渡し22%を継続保有) |
| 譲渡対象 | マガシーク株式会社(インターネットでの婦人・紳士服の販売) |
| 所在地 | 東京都千代田区三番町 |
| 手法 | 株式譲渡(NTTドコモが保有する75%と伊藤忠商事が保有する3%の合計78%を取得して子会社化。残る22%は伊藤忠商事が継続保有し、共同運営会社となる)。あわせてNTTドコモとの業務提携契約の締結、伊藤忠商事との業務提携の継続 |
| 対価 | 取得価額はマガシーク株式会社のA種種類株式3,326百万円。今回の株式取得でアドバイザリー費用は発生していないと記載 |
| 日程 | 2024年2月29日 取締役会決議日/契約締結日はNTTドコモが2024年2月29日(予定)・伊藤忠商事が2024年3月4日(予定)/株式譲渡実行日はNTTドコモが2024年3月1日(予定)・伊藤忠商事が2024年3月6日(予定) |
異動前の所有株式数は0株(議決権の割合0.0%)、取得株式数は78株(議決権の割合78.0%)、異動後は78株(議決権所有割合78.0%)です。取得価額はマガシーク株式会社のA種種類株式3,326百万円で、今回の株式取得でアドバイザリー費用は発生していないと記載されています(出典:株式会社ジェイドグループ 2024年2月29日公表資料)
開示資料は、現時点における発行済み株式がA種種類株式4株のみであること、NTTドコモからA種種類株式3株(分割後75株)を、伊藤忠商事から株式分割後のA種種類株式3株を取得する予定であること、今回の株式取得に際し100株への株式分割を行う予定であることを記載しています(出典:株式会社ジェイドグループ 2024年2月29日公表資料)
対象会社は、所在地が東京都千代田区三番町、事業内容がインターネットでの婦人・紳士服の販売、資本金が1,156,618,032円(2023年3月31日現在)、設立年月日が2003年4月1日です。大株主及び持株比率は株式会社NTTドコモが75%(A種種類株式3株)、伊藤忠商事株式会社が25%(A種種類株式1株)と記載されています(出典:株式会社ジェイドグループ 2024年2月29日公表資料)
買い手との関係について、開示資料は、資本関係・人的関係に記載すべき事項はなく、取引関係として買い手の子会社が商品を委託販売していることを記載しています。
日程は、取締役会決議日が2024年2月29日、契約締結日がNTTドコモについて2024年2月29日(予定)・伊藤忠商事について2024年3月4日(予定)、株式譲渡実行日がNTTドコモについて2024年3月1日(予定)・伊藤忠商事について2024年3月6日(予定)です。
中小企業の経営者は、どう読むか
発行済株式がもともと四株しかない会社です。会社の大きさと、株式の数は関係ありません。
買う前に株式を百株に分割する予定だと書かれています。細かく分けないと、割合どおりに渡せないためです。
中小企業でも同じことが起きます。株数が少ないと、持ち分を細かく分けられません。
二人の売り手から、別々の日に買う形です。契約も実行も日が分かれています。
一方の売り手は全部を手放し、もう一方は一部だけ渡して残りを持ち続けます。売り手ごとに考えが違う例です。
だから、残る株主との取り決めが同時に要ります。共同で運営する前提が書かれています。
アドバイザリー費用が発生していないと、自分から書いています。間に入る人がいない取引もあるということです。
買う対象の株式が種類株式です。普通株式と何が違うのかを、譲渡の前に確かめます。