アドバネクスは2024年8月30日、株式会社ベアー技研の株式を取得して子会社化すること、および特定子会社の異動について公表しました。契約締結日と実行日はいずれも2024年8月30日です。

開示された事実

譲受(買い手)株式会社アドバネクス(5998・東証スタンダード)
譲渡(売り手)対象会社の個人株主
譲渡対象株式会社ベアー技研(異形線の加工)
所在地神奈川県綾瀬市
手法株式取得による子会社化および特定子会社の異動。開示資料は、取得価額が買い手の資本金の100分の10以上となるため対象会社が特定子会社に該当すると記載している
対価取得価額については、株式取得の相手方が個人であることや株式譲渡契約により秘密保持義務を負うため開示を控えるとされている。開示資料は、公平性・妥当性を確保するため第三者算定機関による株式価値の算定結果を総合的に勘案して決定したと記載している
日程2024年8月26日 取締役会決議日/2024年8月30日 契約締結日/2024年8月30日 実行日

取得株式数は158株で、取得前の議決権所有割合は0.0%、取得後は100.0%となります。取得価額については、株式取得の相手方が個人であることや株式譲渡契約により秘密保持義務を負うため開示を控えるとされており、第三者算定機関による株式価値の算定結果を総合的に勘案して決定したと記載されています(出典:株式会社アドバネクス 2024年8月30日公表資料)

対象会社は所在地が神奈川県綾瀬市早川2647番地14、事業内容が異形線の加工、資本金が10百万円、従業員数が5名(2023年9月30日現在)、設立が1985年11月16日です。経営成績は、売上高が83百万円、83百万円、98百万円、営業利益が3百万円、3百万円、6百万円と3期分が記載されています。1株当たり純資産は203,080.01です(出典:株式会社アドバネクス 2024年8月30日公表資料)

開示資料は、取得価額が買い手の資本金の100分の10以上となるため対象会社が特定子会社に該当することを記載しています。

開示資料は目的について、対象会社が買い手の主力製品の一つであるコイルスレッドの材料を供給していること、国内外において同等の異形線のメーカーが少ないことから対象会社の経営継続性が買い手のコイルスレッドビジネスのリスクとなっていたことを記載しています。

開示資料は、対象会社を子会社化し買い手の資本やノウハウを投入することで経営の継続性による安定供給、設備投資等による需要増への対応、更なる品質向上も可能となると記載しています。

出典: 株式会社アドバネクス「株式取得による子会社化及び特定子会社の異動に関するお知らせ」(2024年08月30日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

従業員五名、売上九千八百万円の会社です。

買い手は、ここから主力製品の材料を仕入れていました。

その会社が続かないことが、自社の事業のリスクだったと書いています。

買う理由が、売上や利益ではなく供給の継続です。

中小企業でも、仕入先や下請先を買う話はよくあります。

代わりの会社が少ないほど、相手は困ります。

そこに値段が付く余地があります。

自社が無くなると困る相手は、取引先の中にいることが多いものです。

後継者が決まっていないなら、その相手に話をする道があります。

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この開示についてのよくあるご質問

A.譲受(買い手)は株式会社アドバネクス(5998・東証スタンダード)です。譲渡(売り手)は対象会社の個人株主です。譲渡対象は株式会社ベアー技研(異形線の加工)です。
A.株式取得による子会社化および特定子会社の異動。開示資料は、取得価額が買い手の資本金の100分の10以上となるため対象会社が特定子会社に該当すると記載している
A.取得価額については、株式取得の相手方が個人であることや株式譲渡契約により秘密保持義務を負うため開示を控えるとされている。開示資料は、公平性・妥当性を確保するため第三者算定機関による株式価値の算定結果を総合的に勘案して決定したと記載している
A.2024年8月26日 取締役会決議日/2024年8月30日 契約締結日/2024年8月30日 実行日
A.本記事は株式会社アドバネクス「株式取得による子会社化及び特定子会社の異動に関するお知らせ」(2024年08月30日公表)をもとに要約したものです。当社が関与した案件ではありません。
本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。