コメダホールディングスは2024年9月6日、連結子会社である KOMEDA INTERNATIONAL HOLDINGS PTE. LTD. がシンガポール共和国において POON RESOURCES PTE. LTD. の株式を取得(買い手の孫会社化)することについて基本合意書を締結したこと、および特定子会社の異動について公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社コメダホールディングス(3543・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | POON RESOURCES PTE. LTD. の株主(複数個人が100%保有) |
| 譲渡対象 | POON RESOURCES PTE. LTD.(シンガポールにおける事業) |
| 所在地 | シンガポール共和国 |
| 手法 | 特定子会社の異動および当該特定子会社による株式取得(孫会社化)に関する基本合意書の締結。買い手の連結子会社である KOMEDA INTERNATIONAL HOLDINGS PTE. LTD. が取得する。契約の締結は2024年9月中を予定しており、決定ではなく、協議の開始です |
| 対価 | 取得予定価格は16,800千SGD(参考:1,854百万円。2024年9月5日時点の為替による) |
| 日程 | 2024年9月6日 取締役会決議日/2024年9月中(予定) 契約締結日/2024年10月1日(予定) 実行日 |
取得株式数は175,000株で、取得前の所有株式数は0株(議決権所有割合:0%)、取得後の議決権所有割合は70.00%となります。取得予定価格は16,800千SGD(参考:1,854百万円。2024年9月5日時点の為替による)です(出典:株式会社コメダホールディングス 2024年9月6日公表資料)
開示資料は、買い手の連結子会社が株式を取得するにあたり財務基盤の安定化を図るために増資を実行すること、これにより当該連結子会社の増資後の資本金が買い手の資本金の100分の10以上に相当し、同社が特定子会社に該当することになることを記載しています。
株式を取得する連結子会社は名称が KOMEDA INTERNATIONAL HOLDINGS PTE. LTD.、所在地が 18 ROBINSON ROAD #20-02 18 ROBINSON SINGAPORE (048547)、事業内容がアジア地域における子会社の統括管理、増資前の資本金が10USD(1,539円)、設立が2024年7月24日で、株主は買い手が100%です(出典:株式会社コメダホールディングス 2024年9月6日公表資料)
対象会社は所在地が 1 TREVOSE CRESCENT DUNEARN ESTATE SINGAPORE 298017、設立が2004年8月3日で、株主は複数個人が100%です。経営成績は、売上高が23,812千SGD、29,402千SGD、32,924千SGD、純資産が7,456千SGD、9,109千SGD、8,512千SGDと3期分が記載されています(出典:株式会社コメダホールディングス 2024年9月6日公表資料)
出典: 株式会社コメダホールディングス「特定子会社の異動及び当該特定子会社による株式取得(孫会社化)に関する基本合意書締結に関するお知らせ」(2024年09月06日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
海外の会社を買うために、現地に持株会社を作っています。
その会社は、この開示の二か月前に設立されたばかりです。
資本金十米ドルの器に増資して、買収の資金を入れます。
海外案件では、この組み方が定番になります。
取得は七十パーセントで、売り手側も三割を残します。
現地の経営者に残ってもらう形です。
言葉と商習慣が違う市場では、残ってもらう意味が大きくなります。
中小企業でも、オーナーに残ってもらう前提の譲渡はあります。
何年残るのか、何をするのかを契約で決めておく点です。