博展は2024年9月30日、ヒラミヤの株式を取得して完全子会社とすると公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社博展(2173・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 株式会社ヒラミヤの株主である個人1名(持株比率100.0%・200株。神奈川県川崎市。個人名は掲載していません) |
| 譲渡対象 | 株式会社ヒラミヤ(1983年4月27日設立、資本金1,000万円)(商業施設の什器・装飾品等の製造、自動車・特殊車両の部品製造(金属加工業)) |
| 所在地 | 日本 |
| 手法 | 株式取得(100%取得による完全子会社化)。博展とヒラミヤの間には製作物発注による取引関係があった |
| 対価 | 取得株式数200株(議決権200個)。取得価額はヒラミヤの普通株式200百万円、アドバイザリー費用等(概算額)30百万円、合計(概算額)230百万円。取得後の議決権所有割合100.0% |
| 日程 | 2024年9月30日 取締役会決議・契約締結/2024年10月7日 株式譲渡実行(予定) |
開示資料によれば、博展は展示会・イベント、商環境など様々な体験価値を通じ企業の宣伝・販促活動を支援するマーケティング・ソリューションを提供しています。営業・クリエイティブ・製作といった機能を自社内で有することでの柔軟かつスピーディな対応力を強みとし、企画・デザイン・制作・施工・運営までの全ての作業工程をワンストップで提供できることを特徴としているとされています。
ヒラミヤは金属加工業を主事業とし、商業施設の什器・装飾品、特殊車両部品等を製造しています。1983年4月27日設立、資本金1,000万円で、株主は個人1名が100.0%(200株)です。博展とヒラミヤの間には製作物発注による取引関係がありました(出典:株式会社博展 2024年9月30日公表資料)。
取得株式数は200株(議決権200個)で、取得価額はヒラミヤの普通株式200百万円、アドバイザリー費用等(概算額)30百万円、合計(概算額)230百万円です。取得後の議決権所有割合は100.0%となります(出典:株式会社博展 2024年9月30日公表資料)。
ヒラミヤの純資産は2023年7月期72百万円、2022年7月期77百万円、2021年7月期66百万円、総資産は2023年7月期126百万円、2022年7月期133百万円、2021年7月期130百万円です。日程は、取締役会決議日および契約締結日が2024年9月30日、株式譲渡実行日が2024年10月7日の予定です(出典:株式会社博展 2024年9月30日公表資料)。
出典: 株式会社博展(TDnet適時開示。TDnetでの公開期間が終了しているため、URLは株探が保存する原本PDF)「株式会社ヒラミヤの株式取得(子会社化)に関するお知らせ」(2024年09月30日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
買い手の発注先でした。もともと仕事を出している相手をグループに入れる形です。
中小企業の譲渡で、いちばん現実的な相手はここです。相手を探すより先に、いまの取引を見ます。
株の代金が二億円で、アドバイザリー費用等が三千万円。株の代金の一割五分です。小さい取引ほどこの比率は上がります。
純資産は七千二百万円ほどで、株の値段は二億円。純資産の三倍近くが付いています。差は、技術と取引関係への評価です。
売り手は個人一人で、持ち分は百パーセント。株がまとまっていると、決議から実行まで一週間で動きます。