飲食店を運営するホットランドは2025年1月6日、子会社の株式会社ホットランドネクステージが株式会社よし平の株式60株を取得し、議決権所有割合100.0%とすることを公表しました。相手方は国内の個人3名です。

開示された事実

譲受(買い手)株式会社ホットランド(子会社の株式会社ホットランドネクステージが取得)(3196・東証プライム)
譲渡対象株式会社よし平(飲食)
所在地日本
手法株式取得。国内の個人3名から60株(議決権所有割合100.0%)を取得し、買い手の孫会社とする
対価非開示(相手先の意向により非開示。専門家のデュー・デリジェンス実施を踏まえ合理性のある価額として取締役会決議を得たうえで決定。取得価額は買い手の連結純資産の15%未満)
日程取締役会決議・株式譲渡契約締結 2025年1月6日/株式譲渡実行 2025年1月20日(予定)

取得価額は相手先の意向により非開示とされています。開示資料は、専門家のデュー・デリジェンス実施を踏まえ合理性のある価額として取締役会決議を得たうえで決定しており、取得価額は買い手の連結純資産の15%未満であると記載しています(出典:株式会社ホットランド 2025年1月6日公表資料)。株主の氏名・住所も相手先の意向により非開示です。

取得主体である子会社は2021年11月12日設立、資本金10百万円で、油そば・天ぷら・定食等の主食事業を展開しています(出典:株式会社ホットランド 2025年1月6日公表資料)。

株式譲渡実行日は2025年1月20日を予定しています(出典:株式会社ホットランド 2025年1月6日公表資料)。

買い手と対象会社の個人株主との間には、記載すべき資本関係、人的関係及び取引関係はないとされています。

出典: 株式会社ホットランド(TDnet適時開示。TDnetでの公開期間が終了しているため、URLは株探が保存する原本PDF)「当社連結子会社による株式の取得(孫会社化)に関するお知らせ」(2025年01月06日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

株主は個人三名です。全株式を渡すには三人の同意が必要になります。親族や共同経営者で分けて持っている会社は、まず考えが揃っているかが最初の関門になります。

取得価額は非開示ですが、「買い手の連結純資産の十五パーセント未満」という言い方で規模が示されています。上場企業は開示の基準との関係を説明する必要があるため、金額を出さないときはこの形になります。

買い手は本体ではなく、その子会社です。しかもその子会社は特定の業態を展開するために作られた会社です。渡す側から見れば、契約の相手方はその子会社になります。誰と契約し、誰が後ろにいるのかを確かめる場面です。

契約から実行まで二週間ほどです。株主が個人で、必要な手続が少なければこの速さで動けます。

買い手は自社と同じ飲食の業態を広げようとしています。同じ業界の中で、自社が持っていない業態や地域を持つ会社を迎える形です。自社の立ち位置を「どこで、何を」で言えると、探している相手に見つけてもらいやすくなります。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。