ヨコオは2025年3月28日開催の取締役会で、株式会社光波のネットワークソリューション事業等を吸収分割により承継することを決議したと公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)株式会社ヨコオ(吸収分割承継会社)(6800・東証プライム)
譲渡(売り手)株式会社光波(吸収分割会社。株式会社タムラ製作所が100%保有)
譲渡対象光波のネットワークソリューション事業等(自動販売機用製品、LED応用製品、センシング製品等の開発・販売)
所在地東京都練馬区
手法会社分割(簡易吸収分割)。光波を分割会社、ヨコオを承継会社とする。会社法第796条第2項により株主総会の承認を経ずに行う予定
対価分割の対価として、ヨコオが光波に対し250百万円の金銭を交付する予定
日程吸収分割契約承認の取締役会決議日 2025年3月28日/吸収分割契約締結日 2025年3月28日/吸収分割の効力発生日 2025年6月1日(予定)

分割の対価として、ヨコオは光波に対し250百万円の金銭を交付する予定です(出典:株式会社ヨコオ 2025年3月28日公表資料)

分割会社の光波は東京都練馬区に所在し、資本金は480百万円です。自動販売機用製品、LED応用製品、センシング製品等の開発・販売を手がけ、株式会社タムラ製作所が株式を100%保有しています(出典:株式会社ヨコオ 2025年3月28日公表資料)

この吸収分割は会社法第796条第2項の簡易吸収分割に該当するため、株主総会の承認の手続きを経ずに行う予定と記載されています。効力発生日は2025年6月1日の予定です。

承継する範囲は、効力発生日において光波がネットワークソリューション事業等に関して有する権利義務のうち、吸収分割契約において定めるものとされています。

出典: 株式会社ヨコオ(TDnet適時開示。TDnetでの公開期間が終了しているため、URLは株探が保存する原本PDF)「会社分割(簡易吸収分割)による事業の承継に関するお知らせ」(2025年03月28日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

対価が株式ではなく金銭です。分割でも、現金で払う形があります。

承継する範囲は「契約で定めたもの」です。事業に属する権利義務のうち、どこまでを移すかを一つずつ決めます。

中小企業でも、事業の一部を他社へ移すときに使えます。資産と契約をまとめて移せるのが利点です。

規模が小さい分割では、株主総会の承認が要りません。会社法に基準があります。

売り手は上場企業の子会社です。親会社の方針が変われば、子会社の事業は移ります。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。