タカギセイコーは2025年5月7日、連結子会社である高木汽車部件(佛山)有限公司及び武漢高木汽車部件有限公司の全出資持分を譲渡することを決議したと公表しました。本持分譲渡に伴い特別損失を計上する見込みです。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 譲受先(開示資料に記載なし) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | タカギセイコー株式会社(証券コード4242・東証スタンダード。持分比率66.0%) |
| 譲渡対象 | 高木汽車部件(佛山)有限公司 および 武漢高木汽車部件有限公司(車両用プラスチック部品の製造・販売/企業経営コンサルティング、ビジネスコンサルティング等) |
| 所在地 | 中華人民共和国広東省佛山市/湖北省武漢市 |
| 手法 | 連結子会社の異動を伴う出資持分譲渡。本持分譲渡に伴い特別損失を計上する見込み |
| 対価 | 譲渡価額については、譲渡契約における守秘義務及び相手先の要望により開示を控えるとされている |
| 日程 | 2025年5月7日 取締役会決議日/2025年5月7日 持分譲渡契約締結日/2025年6月上旬(予定) 持分譲渡日 |
高木汽車部件(佛山)有限公司について、譲渡前の所有持分は66.0%(議決権所有割合66.0%)、譲渡持分は66.0%(議決権所有割合66.0%)です。譲渡価額については、譲渡契約における守秘義務及び相手先の要望により開示を控えるとされています(出典:タカギセイコー株式会社 2025年5月7日公表資料)
高木汽車部件(佛山)有限公司は所在地が中華人民共和国広東省佛山市南海区獅山鎮、事業内容が車両用プラスチック部品の製造・販売、資本金が12,200千米ドルで、持分保有者は買い手が66.0%です。武漢高木汽車部件有限公司は所在地が中華人民共和国湖北省武漢市漢南区紗帽街興四路150号、事業内容が企業経営コンサルティング、ビジネスコンサルティング等、資本金が6,200千米ドルです(出典:タカギセイコー株式会社 2025年5月7日公表資料)
日程は、取締役会決議日および持分譲渡契約締結日が2025年5月7日、持分譲渡日が2025年6月上旬(予定)です。
開示資料は、本持分譲渡に伴い両社が買い手の連結子会社から外れることを記載しています。
出典: タカギセイコー株式会社「連結子会社の異動を伴う出資持分譲渡及び特別損失の計上に関するお知らせ」(2025年05月07日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
売る側の開示です。しかも特別損失が出る見込みと書いています。
簿価より低い値段で譲ると、差額が損失になります。
それでも手放すのは、持ち続けるほうが重いと判断したからです。
中小企業でも、採算の合わない事業を手放す場面があります。
損が出ても、毎年の赤字が止まるなら合理的なことがあります。
ただし損失の計上は、その期の決算に直接出ます。
金融機関との関係に影響することもあります。
いつ手放すかは、決算期と資金の計画から決める話になります。
撤退の判断は、早いほうが選べる相手が多くなります。