DCMホールディングスは2025年5月9日、株式会社エンチョーとの株式交換契約の締結(簡易株式交換)について公表しました。効力発生日は2025年9月1日を予定しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | DCMホールディングス株式会社(3050・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 対象会社の株主(株式交換により買い手株式が割当交付される) |
| 譲渡対象 | 株式会社エンチョー(ホームセンター事業) |
| 手法 | 株式交換契約の締結(簡易株式交換)。買い手は株主総会による承認を受けずに行い、対象会社は2025年6月の定時株主総会において株式交換契約の承認を受けた上で行う予定 |
| 対価 | 株式交換に係る割当比率は、買い手1に対し対象会社0.85。対象会社株式1株に対して買い手株式0.85株を割当交付する。株式交換により交付する株式数は買い手の普通株式5,812,153株(予定) |
| 日程 | 2025年3月31日 定時株主総会に係る基準日(対象会社)/2025年5月9日 株式交換契約締結に係る取締役会決議日・株式交換契約締結日(両社)/2025年6月27日(予定) 株式交換契約承認定時株主総会(対象会社)/2025年8月27日(予定) 最終売買日(対象会社)/2025年8月28日(予定) 上場廃止日(対象会社)/2025年9月1日(予定) 株式交換の効力発生日 |
株式交換に係る割当比率は買い手1に対し対象会社0.85で、対象会社株式1株に対して買い手株式0.85株を割当交付します。株式交換により交付する株式数は買い手の普通株式5,812,153株(予定)です(出典:DCMホールディングス株式会社 2025年5月9日公表資料)
日程は、定時株主総会に係る基準日(対象会社)が2025年3月31日、株式交換契約締結に係る取締役会決議日および株式交換契約締結日が両社で2025年5月9日、株式交換契約承認定時株主総会(対象会社)が2025年6月27日(予定)、最終売買日(対象会社)が2025年8月27日(予定)、上場廃止日(対象会社)が2025年8月28日(予定)、株式交換の効力発生日が2025年9月1日(予定)です。
買い手は所在地が東京都品川区南大井六丁目22番7号、事業内容がホームセンター事業、EC事業、資本金が19,973百万円です。開示資料は、買い手が2006年9月にホームセンター事業を主として行う3社による共同株式移転により設立された持株会社であることを記載しています(出典:DCMホールディングス株式会社 2025年5月9日公表資料)
両社の3期分の数値は、連結売上高が買い手で469,782、481,310、536,132、対象会社で36,068、34,326、33,228、連結純資産が買い手で243,353、251,274、264,299、対象会社で9,419、9,306、9,039と記載されています。1株当たり純資産は買い手で1,738.39円、1,877.90円、1,972.62円、対象会社で1,377.59円、1,361.07円、1,318.19円です(出典:DCMホールディングス株式会社 2025年5月9日公表資料)
開示資料は、国内外における不透明な経済環境や消費を取り巻く環境変化により、小売業界、ホームセンター業界における企業間競争がこれまで以上に厳しくなることが予想されることを記載しています。
出典: DCMホールディングス株式会社「DCMホールディングス株式会社と株式会社エンチョーとの株式交換契約の締結(簡易株式交換)に関するお知らせ」(2025年05月09日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
現金ではなく、自社の株を渡して買う形です。
対象会社の株主は、上場廃止の前に買い手の株主になります。
売り手の手元に現金は入らず、別の上場株式が入ります。
簡易株式交換なので、買い手側の株主総会は開きません。
交付する株式が、発行済みに対して一定の割合より小さいためです。
中小企業の譲渡でも、株式交換は使えます。
ただし渡されるのが非上場株式だと、売ることが難しくなります。
受け取ったあと、その株をどう現金にできるかが論点になります。
現金で受け取るか株で受け取るかは、値段と同じくらい大きな分かれ目です。