総合物流を手がけるSBSホールディングスは2025年6月30日、株式会社ブリヂストンから子会社であるブリヂストン物流株式会社の普通株式の一部(66.6%)を取得し、連結子会社とすることを取締役会で決議したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | SBSホールディングス株式会社(2384・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡対象 | ブリヂストン物流株式会社(物流(ブリヂストングループ唯一の物流専門会社。タイヤ物流が柱)) |
| 所在地 | 東京都小平市 |
| 手法 | 株式譲渡(親会社から普通株式の66.6%を取得し連結子会社化。関係当局の承認が前提) |
| 対価 | 取得価額8,000百万円、アドバイザリー費用等の概算額100百万円、合計の概算額8,100百万円 |
| 日程 | 取締役会決議 2025年6月30日/株式取得 2025年10月1日を目途 |
開示資料によれば、本件は関係当局の承認を前提とし、最終的な株式取得は2025年10月1日を目途に実施する予定です。ブリヂストン物流はブリヂストングループ唯一の物流専門会社で、タイヤ物流を柱に現場のノウハウや技術を培ってきたとされています(出典:SBSホールディングス株式会社 2025年6月30日公表資料)。
SBSホールディングスは、株式取得後もブリヂストン物流の現社長が代表取締役として留任し、事業運営の継続性を保ちながらグループとの一体化を図ると説明しています。
中小企業の経営者は、どう読むか
すべての株式ではなく、過半を超える一部を取得する形です。売り手側が一部を持ち続けることで、これまでの取引関係を保ったまま新しい体制に移ることができます。
経営者が代表取締役として留任することが明記されています。買い手が変わっても現場の運営はそのまま続ける、という設計です。中小企業の承継でも、譲渡後しばらく経営者が残る形はよくあります。
また、関係当局の承認が前提とされています。規模や業種によっては、契約を結んでも手続きが終わるまで実行できない場合があります。日程の見通しを立てるときの要素になります。