アパレル事業を展開するTSIホールディングスは2025年7月14日、株式会社デイトナ・インターナショナルの株式を取得し、子会社化することを取締役会で決定したと公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)株式会社TSIホールディングス(3608・東証プライム)
譲渡対象株式会社デイトナ・インターナショナル(アパレル小売(「FREAK'S STORE」等のリアル店舗と自社ECサイトによるOMOプラットフォーム))
所在地東京都渋谷区
手法株式譲渡(株式を取得し子会社化)
対価完全子会社化に要する資金の総額28,300百万円
日程取締役会決議日・契約締結日 2025年7月14日/株式譲渡実行日 2025年9月2日(予定)

開示資料によれば、デイトナ・インターナショナルはOMOプラットフォーマーとして、「FREAK'S STORE」等のリアル店舗および自社ECサイト、各種SNSを通じて顧客に商品・サービスを提供しており、カジュアル・スポーツ・アウトドアなど幅広い分野をカバーし、20代から40代を中心に支持を得ているとされています(出典:株式会社TSIホールディングス 2025年7月14日公表資料)。

TSIホールディングスは、中期経営計画においてブランドポートフォリオ戦略の推進と新たな市場領域への進出を成長戦略に掲げ、既存ブランドの活用や新事業の立ち上げ、M&Aなどによる販売力の強化を目指していると説明しています。

出典: 株式会社TSIホールディングス(TDnet適時開示。TDnetでの公開期間が終了しているため、URLは株探が保存する原本PDF)「株式会社デイトナ・インターナショナルの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」(2025年07月14日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

買い手が挙げているのは、ブランドと、店舗とECを組み合わせた売り方の仕組みでした。商品そのものより、顧客との接点の作り方が評価されています。

同じ業種の中での買収ですが、重なりを増やすのではなく、自社に無いブランドの性格と客層を加える形です。似た会社を大きくするだけが選択肢ではありません。

店舗とECの両方を持つ事業では、どちらでどれだけ売れているか、顧客が重なっているかを示せると、買い手の検討が進みやすくなります。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。