Hmcommは2025年8月15日、ファンタラクティブ株式会社のDXパートナー事業を譲り受けると公表しました。事業譲渡期日は2025年8月31日を予定しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | Hmcomm株式会社(265A・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | ファンタラクティブ株式会社(東京都中央区日本橋富沢町9番4号・資本金100万円・設立2014年7月) |
| 譲渡対象 | ファンタラクティブ株式会社のDXパートナー事業(UI/UX領域のデザイン技術を強みとするDXパートナー事業(プロダクト戦略のコンサルティングからWebシステム開発まで)) |
| 所在地 | 東京都中央区 |
| 手法 | 事業譲受。開示資料は、本件が2025年度における2件目の事業譲受であること、企業結合会計基準の「取得」に該当する見込みでのれんの金額は現在精査中であることを記載している |
| 対価 | 譲渡価額は23百万円、決済方法は現金決済 |
| 日程 | 2025年8月15日 取締役会決議日/2025年8月15日 契約締結日/2025年8月31日(予定) 事業譲渡期日 |
譲渡価額は23百万円で、決済方法は現金決済です。対象事業の経営成績(2025年6月期)は売上が252百万円、営業損失が△24百万円で、対象事業の資産は工具器具備品4百万円と記載されています(出典:Hmcomm株式会社 2025年8月15日公表資料)
譲渡元は名称がファンタラクティブ株式会社、所在地が東京都中央区日本橋富沢町9番4号、事業内容がウェブコンテンツおよびウェブアプリの企画・開発・運営、資本金が100万円、設立年月日が2014年7月、純資産が4百万円です(出典:Hmcomm株式会社 2025年8月15日公表資料)
開示資料は、譲渡元がユーザー体験(UX)とインターフェース(UI)の領域に特化したデザイン技術を強みとし、企業のUI/UX領域の課題解決やDXパートナーとしてプロダクト戦略のコンサルティングからWebシステム開発までの業務を提供していることを記載しています。
開示資料は、対象事業のデザイン技術・知見を活用することにより買い手のプロダクトのUI/UXの内製化を進めることを記載しています。
出典: Hmcomm株式会社「ファンタラクティブ株式会社の事業譲受に関するお知らせ」(2025年08月15日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
売上が二億円を超える事業が、小さい金額で渡りました。
営業損失が出ているので、値段はその分下がります。
買い手は、赤字のまま引き受ける判断をしています。
中小企業の譲渡でも、赤字の事業に相手は付きます。
買い手の中に入れば、費用の構造が変わるからです。
重複する管理の費用が消え、仕事が回り始めます。
だから赤字の原因が何かを、きちんと示します。
構造的なものか、一時的なものかで評価が分かれます。
赤字の説明が、そのまま値段の説明になる場面です。