Finatextホールディングスは2025年9月2日、連結子会社の株式会社Finatextが株式会社ビヘイビアの株式を取得し孫会社化すると公表しました。株式譲渡実行日は2025年9月26日、効力発生日は2025年10月1日を予定しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社Finatextホールディングス(4419・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 対象会社の株主である個人1名(持株比率100%。本サイトでは個人の氏名を再掲していません) |
| 譲渡対象 | 株式会社ビヘイビア(生成AI技術を応用した会話AIの開発・運営、デジタルマーケティング) |
| 所在地 | 東京都目黒区中目黒3-6-2 中目黒FSビル5F |
| 手法 | 連結子会社による株式取得(孫会社化)および特定子会社の異動。取得するのは買い手の連結子会社である株式会社Finatext(東京都千代田区九段北1丁目8番10号 住友不動産九段ビル9F・資本金は買い手の資本金の100分の10以上に相当)。136,420株を取得し、議決権所有割合は0%から100%となる |
| 対価 | 取得価額は相手先の意向および契約上の秘密保持義務により非開示とされている |
| 日程 | 2025年9月2日 取締役会決議日/2025年9月2日 契約締結日/2025年9月26日(予定) 株式譲渡実行日/2025年10月1日(予定) 効力発生日 |
異動前の所有株式数は0株(議決権所有割合:0%)、取得株式数は136,420株で、取得後の議決権所有割合は100%です。取得価額は相手先の意向および契約上の秘密保持義務により非開示とされています(出典:株式会社Finatextホールディングス 2025年9月2日公表資料)
対象会社は所在地が東京都目黒区中目黒3-6-2 中目黒FSビル5F、事業内容が生成AI技術を応用した会話AIの開発・運営、デジタルマーケティング、設立が2018年3月6日で、大株主及び持株比率は個人1名が100%です。売上高は0百万円、21百万円、53百万円、営業利益は△13百万円、2百万円、2百万円、純資産は△3百万円、△1百万円、1百万円と3期分が記載されています(出典:株式会社Finatextホールディングス 2025年9月2日公表資料)
開示資料は、対象会社の資本金の額が買い手の資本金の額の100分の10以上に相当するため、特定子会社に該当することを記載しています。
開示資料は、買い手の連結子会社が金融営業支援サービスや保険代理店業務に特化した生成AI活用支援ソリューションを提供していること、対象会社が保険相談AIチャットおよびライフプランニングAIエージェントの開発・提供を行っていることを記載しています。
出典: 株式会社Finatextホールディングス「当社連結子会社による株式取得(孫会社化)及び特定子会社の異動に関するお知らせ」(2025年09月02日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
売上が三期で、ほぼ無い状態から伸びた会社です。
それでも純資産はわずかで、規模は小さいままです。
買い手が見ているのは、規模ではなく技術と伸び方です。
中小企業の譲渡でも、規模が小さくても相手は付きます。
作れるものが、買い手の事業に直接はまる場合です。
逆に規模があっても、噛み合わなければ値段は伸びません。
だから誰に売るかで、同じ会社の値段が変わります。
候補を一社に絞らず、複数に当たる理由がここにあります。
相手を選ぶ段階が、価格を決める段階でもあります。