AI CROSSは2025年9月19日、株式会社ロウプの株式を取得し子会社化すると公表しました。株式譲渡実行日は2025年10月1日を予定しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | AI CROSS株式会社(4476・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 対象会社の株主である個人1名(持株比率100.0%。本サイトでは個人の氏名を再掲していません) |
| 譲渡対象 | 株式会社ロウプ(広告宣伝に関する企画・制作、マーケティングリサーチ他) |
| 所在地 | 東京都新宿区市谷左内町5番地 |
| 手法 | 株式の取得(子会社化)。330株を取得し、議決権所有割合は0.0%から100.0%となる |
| 対価 | 取得価額は株式取得の相手方からの要請により非開示とされている |
| 日程 | 2025年9月19日 取締役会決議日/2025年9月19日 契約締結日/2025年10月1日(予定) 株式譲渡実行日 |
異動前の所有株式数は0株(議決権の数:0個、議決権所有割合:0.0%)、取得株式数は330株(議決権の数:330個)、異動後の所有株式数は330株(議決権の数:330個、議決権所有割合:100.0%)です。取得価額は株式取得の相手方からの要請により非開示とされています(出典:AI CROSS株式会社 2025年9月19日公表資料)
対象会社は所在地が東京都新宿区市谷左内町5番地、事業内容が広告宣伝に関する企画・制作、マーケティングリサーチ他、資本金が1,000万円、設立年月日が2005年12月21日です。売上高は342百万円、299百万円、619百万円、営業利益は36百万円、2百万円、91百万円、純資産は278百万円、37百万円、77百万円と3期分が記載されています。開示資料は、2024年2月期が11か月間の変則決算であることを注記しています(出典:AI CROSS株式会社 2025年9月19日公表資料)
開示資料は、買い手が2025年2月14日に中期経営計画を発表し、メッセージングサービスのプラットフォーム提供からメッセージングサービスとAIによるマーケティングソリューション提供へのモデル転換を主要戦略と位置付けていること、対象会社がブランド体験の設計力、コピーライティング・クリエイティブ制作力、データ分析・CRM/MAの運用ノウハウを有していると判断したことを記載しています。
出典: AI CROSS株式会社「株式会社ロウプの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」(2025年09月19日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
決算期が変わり、途中に十一か月の期が入っています。
期の長さが違うと、前の期と単純に比べられません。
買い手は三期分を並べて見たうえで判断しています。
中小企業の譲渡でも、決算期の変更はよくあります。
節税や親会社に合わせる都合で動かしていることがあります。
資料を出すときは、変則の期があることを先に伝えます。
隠すと、数字が落ちた理由を疑われてしまいます。
何か月の期なのかを注記しておけば足ります。
説明の手間を先に払っておく、という場面です。