建設や設備関連の資材を扱うコンドーテックは2025年10月24日、建設資材の製造販売や鉄鋼卸、仮設機材リースを営む鈴東株式会社の株式を個人株主3名から取得し、子会社化することを決定したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | コンドーテック株式会社(7438・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡対象 | 鈴東株式会社(建設資材の製造販売、鉄鋼卸業、仮設機材リース業、建設業) |
| 所在地 | 東京都千代田区 |
| 手法 | 株式譲渡(個人株主3名から株式312,422株を取得し、子会社化) |
| 対価 | 非開示(開示資料に「相手先が個人であることなどから非開示」と記載) |
| 日程 | 取締役会決議・契約締結 2025年10月24日/実行 2025年11月27日(予定) |
開示資料によれば、鈴東は1963年9月設立、資本金100百万円で、直近3期の売上高は2,130百万円、2,310百万円、2,733百万円、営業損益は△43百万円、△29百万円、64百万円です。取得株式数は312,422株で、取得価額は相手先が個人であることなどから非開示、実行は2025年11月27日の予定です(出典:コンドーテック株式会社 2025年10月24日公表資料)。
コンドーテックは、中期経営計画で製商品・サービスの供給体制の強化と、増加する維持修繕工事への対応や省力化など成長が見込まれる分野への投資を進めており、その一環として本件を位置づけています。
中小企業の経営者は、どう読むか
個人株主が複数いる業歴の長い資材会社が、同じ業界の上場企業に迎え入れられた例です。製造と卸、リースを併せ持つ会社は、買い手にとって供給体制を補う承継先になります。
営業損失の期を経て黒字に転じた年に承継が決まっています。業績の回復を示せる時期は、買い手にとって将来を説明しやすく、承継の話が進みやすい局面です。