アルーは2025年12月12日、連結子会社のクインテグラル株式会社がQUINTEGRAL PHILIPPINES, INC.の株式を取得し孫会社化すると公表しました。株式譲渡実行日は2025年12月23日を予定しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | アルー株式会社(7043・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | トレノケートホールディングス株式会社(持ち株比率100.0%) |
| 譲渡対象 | QUINTEGRAL PHILIPPINES, INC.(人材育成組織AMAが開発するグローバルスタンダードのトレーニングのフィリピン国内での提供) |
| 所在地 | フィリピン(19/F Philippine Axa Life Centre, Sen. Gil Puyat Ave.) |
| 手法 | 連結子会社による株式取得(孫会社化)。取得するのは買い手の連結子会社であるクインテグラル株式会社(東京都千代田区九段北一丁目13番5号・ITトレーニング等の事業を行う企業グループの統括管理・資本金30百万円)。101,998株を取得し、議決権所有割合は0.0%から100.0%となる |
| 対価 | 取得価額はQUINTEGRAL PHILIPPINES, INC.の普通株式34百万PHP(91百万円)、取得関連費用等(概算額)4百万PHP(12百万円)、合計額(概算額)39百万PHP(103百万円)。開示資料は、円換算を1PHP2.65円(2025年12月10日時点の為替レート)で行っていることを注記している |
| 日程 | 2025年12月11日 取締役会決議日/2025年12月11日 契約締結日/2025年12月23日(予定) 株式譲渡実行日 |
異動前の所有株式数は0株(議決権の数:0個、議決権所有割合:0.0%)、取得株式数は101,998株(議決権の数:101,998個)、異動後の所有株式数は101,998株(議決権所有割合:100.0%)です。取得価額は普通株式34百万PHP(91百万円)、取得関連費用等(概算額)が4百万PHP(12百万円)、合計額(概算額)が39百万PHP(103百万円)です(出典:アルー株式会社 2025年12月12日公表資料)
開示資料は、円換算を1PHP2.65円(2025年12月10日時点の為替レート)で行っていることを注記しています(出典:アルー株式会社 2025年12月12日公表資料)
対象会社は所在地がフィリピン、事業内容が人材育成組織AMAが開発するグローバルスタンダードのトレーニングのフィリピン国内での提供、資本金が10百万PHP(27百万円)、設立年月日が2012年1月5日で、大株主及び持ち株比率はトレノケートホールディングス株式会社が100.0%です。売上高は38百万PHP、営業利益は4百万PHP、純資産は24百万PHPと記載されています(出典:アルー株式会社 2025年12月12日公表資料)
開示資料は、買い手が2024年にグループ化したクインテグラルの持つトレーニングプログラムをグローバルに展開するにあたり、対象会社の持つ営業基盤を活用することで人材育成の事業分野を強化できると考えていることを記載しています。
出典: アルー株式会社「当社連結子会社による株式取得(孫会社化)に関するお知らせ」(2025年12月12日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
一年前に買った会社の、海外の兄弟会社を買っています。
同じ系列にあった会社を、順に引き取る形です。
最初の取得が、次の取得の入口になっています。
中小企業の譲渡でも、この流れは起こります。
本体を渡したあと、関連会社にも話が来ることがあります。
だから、グループ全体の渡し方を先に考えます。
一度に渡すのか、分けて渡すのかの選択です。
分けると、残った会社の立場が変わります。
全体の順番を決めておく、という場面です。