多業態の外食を展開するクリエイト・レストランツ・ホールディングスは2026年1月14日、大阪・梅田エリアを中心に洋食店「グリルRON」や「大阪トンテキ」など10店舗を運営する株式会社ロンの全株式を個人株主2名から取得し、完全子会社化することを決定したと公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)株式会社クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387・東証プライム)
譲渡対象株式会社ロン(飲食店の経営(洋食店「グリルRON」「大阪トンテキ」等10店舗の運営))
所在地大阪府大阪市
手法株式譲渡(個人株主2名から全株式800株を取得し、完全子会社化)
対価普通株式 887百万円、アドバイザリー費用等 76百万円、合計 963百万円
日程取締役会決議日 2026年1月14日/契約締結日 2026年1月14日/株式取得日 2026年3月1日(予定)

開示資料によれば、ロンは1983年4月設立、資本金40百万円で、直近3期の売上高は1,225百万円、1,167百万円、1,235百万円、営業損益は△3百万円、19百万円、61百万円です。取得株式数は800株で、取得価額は普通株式887百万円とアドバイザリー費用等76百万円の合計963百万円です(出典:株式会社クリエイト・レストランツ・ホールディングス 2026年1月14日公表資料)。

クリエイト・レストランツ・ホールディングスは、対象会社が業歴42年の洋食店を中心に、梅田の主要な商業施設で多様な客層に支持される店舗を展開していることを取得の理由に挙げています。

出典: 株式会社クリエイト・レストランツ・ホールディングス(TDnet適時開示。TDnetでの公開期間が終了しているため、URLは株探が保存する原本PDF)「株式会社ロンの株式取得に関するお知らせ」(2026年01月14日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

個人が長く営んできた地域の人気店が、多業態の外食グループに迎え入れられた例です。商業施設の好立地に店舗を持つ会社は、店舗ごとの契約と運営力が評価されます。

利益が回復した年に承継が決まり、取得価額が開示されています。飲食業の価額は、店舗の立地と集客力、業態の再現性をどう見るかで大きく変わります。

この業種のM&A・事業承継のページを見る

本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。