医用電子機器の日本光電工業は2026年1月14日、札幌市で医療情報システム製品を開発・販売するドゥウェル株式会社の株式の90.3%を取得し、連結子会社化することを決議したと公表しました。残る株式を持つ株主とは株主間契約を締結する予定です。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 日本光電工業株式会社(6849・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡対象 | ドゥウェル株式会社(医療情報システム製品の開発・販売) |
| 所在地 | 北海道札幌市 |
| 手法 | 株式譲渡(株式の90.3%を取得し、連結子会社化。残る株主と株主間契約を締結予定) |
| 対価 | 非開示(任意開示のため財務諸表・取得価額は守秘義務に基づき非開示と記載) |
| 日程 | 公表 2026年1月14日(開示資料に日程の記載なし) |
開示資料によれば、ドゥウェルは1996年5月設立、資本金1,980万円です。本件は任意開示であり、財務諸表や取得価額は守秘義務に基づき非開示です(出典:日本光電工業株式会社 2026年1月14日公表資料)。
日本光電工業は、長期ビジョンで医療現場のデータから価値を生み出すことを掲げ、周術期や検査室向けの業務支援システムを長年開発・販売してきたことを踏まえて、本件を位置づけています。
出典: 日本光電工業株式会社(TDnet適時開示。TDnetでの公開期間が終了しているため、URLは株探が保存する原本PDF)「ドゥウェル株式会社の株式取得に関するお知らせ」(2026年01月14日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
全株式ではなく九割余りを取得し、残りの株主と株主間契約を結ぶ設計です。創業者が一部の株式を持ち続けて経営に関与する形は、専門性の高いソフトウェア会社の承継でよく使われます。
開示の基準に満たない案件でも、買い手が任意で公表することがあります。その場合は財務や価額が伏せられ、事業の内容と位置づけだけが公表されます。