INTLOOPは2026年3月18日、クロスシステムサービス株式会社の株式を取得し連結子会社化することを決議したと公表しました。株式譲渡実行日は2026年3月31日(予定)です。
開示された事実
| 譲受(買い手) | INTLOOP株式会社(9556・東証グロース市場) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 個人4名(住所は非開示。開示資料は、対象会社の株主が個人4名であり当事者との秘密保持の合意により非開示としている) |
| 譲渡対象 | クロスシステムサービス株式会社(金融機関向けのシステム開発・インフラ構築) |
| 所在地 | 東京都千代田区外神田3-6-4 |
| 手法 | 株式取得(連結子会社化)。異動前の所有株式数0株(議決権所有割合0.0%)から200株(議決権の数200個)を取得し、異動後は議決権所有割合100.0%となる |
| 対価 | 株式取得価額は売主からの強い要請により非開示とされている。開示資料は、本件の株式取得価額が買い手の直前期における連結純資産の15%未満であること、アドバイザリー費用等(概算)が13百万円であることを記載している |
| 日程 | 2026年3月18日 取締役会決議日/2026年3月18日 契約締結日/2026年3月31日(予定) 株式譲渡実行日 |
異動前の所有株式数は0株(議決権の数0個、議決権所有割合0.0%)、取得株式数は200株(議決権の数200個)、異動後は200株で議決権所有割合100.0%です(出典:INTLOOP株式会社 2026年3月18日公表資料)
株式取得価額は売主からの強い要請により非開示とされ、本件の株式取得価額が買い手の直前期における連結純資産の15%未満であること、アドバイザリー費用等(概算)が13百万円であることが記載されています(出典:INTLOOP株式会社 2026年3月18日公表資料)
対象会社は名称がクロスシステムサービス株式会社、所在地が東京都千代田区外神田3-6-4、事業内容が金融機関向けのシステム開発・インフラ構築、資本金が40百万円、設立年月日が2011年4月1日です。株主は個人4名で、当事者との秘密保持の合意により非開示とされています(出典:INTLOOP株式会社 2026年3月18日公表資料)
対象会社の最近3年間は、売上高が900百万円、771百万円、826百万円、営業利益が30百万円、50百万円、69百万円、純資産が249百万円、290百万円、343百万円と記載されています(出典:INTLOOP株式会社 2026年3月18日公表資料)
開示資料は、対象会社が金融機関向けITサービスに強みを持つ大手SIer出身者を中心に設立され、長年にわたり大手金融機関との直接取引を継続していること、その強みが金融業界特有の業務・規制理解に基づく課題解決力と長期的な信頼関係に裏付けられた継続的な取引実績にあり、短期的に構築することが難しく参入障壁の高い競争優位性であると認識していることを記載しています。
出典: INTLOOP株式会社「クロスシステムサービス株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」(2026年03月18日公表)・適時開示
あわせて参照した出典: オープンワーク(適時開示)「【INTLOOP】金融業界で豊富な実績と顧客基盤を持つクロスシステムサービス株式会社の株式取得」(2026年03月18日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
株主は個人四名で、全員が株式を渡しています。
中小企業では、株が複数の個人に分かれていることが多いです。
創業時の仲間、親族、元役員などに散っている形です。
この状態だと、全部を渡すのに全員の同意が要ります。
一人でも反対すると、完全な譲渡ができません。
だから、譲渡を考える前に株主名簿を確かめます。
連絡が取れない株主がいれば、そこから手を打ちます。
相続で株が分かれている場合も同じです。
株を一つにまとめる、という場面です。