居酒屋などを展開するホリイフードサービスは2026年4月3日、大阪府八尾市で持ち帰り寿司店と弁当事業を「スシマス」の屋号で営む鮨桝食品株式会社の全株式を取得し、子会社化する契約を締結したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | ホリイフードサービス株式会社(3077・東証スタンダード) |
|---|---|
| 譲渡対象 | 鮨桝食品株式会社(食料品中食業の経営(持ち帰り寿司店・弁当事業「スシマス」)) |
| 所在地 | 大阪府八尾市 |
| 手法 | 株式譲渡(法人株主から全株式126,656株を取得し、子会社化) |
| 対価 | 取得価額 380,000千円 |
| 日程 | 契約締結 2026年4月3日/実行 2026年6月1日(予定) |
開示資料によれば、鮨桝食品は1970年9月設立、資本金50,000千円で、直近3期の売上高は846,910千円、857,305千円、874,236千円、営業利益は18,241千円、20,635千円、12,523千円です。取得株式数は126,656株で、取得価額は380,000千円、実行は2026年6月1日の予定です(出典:ホリイフードサービス株式会社 2026年4月3日公表資料)。
ホリイフードサービスは、東日本に基盤を持つ自社に西日本で強みを持つ対象会社が加わることで、対応エリアが広がり、多様な食の需要に応える業態を確保できると説明しています。
中小企業の経営者は、どう読むか
半世紀を超えて地域で営まれてきた持ち帰り寿司の会社が、別の地域を基盤とする外食企業に迎え入れられた例です。買い手にとっては地域と業態の両方を補う承継です。
売り手が法人株主である場合でも、実質はオーナー家の資産管理会社であることが多くあります。株式を持つ主体が誰かで、譲渡の手続きと税務の設計が変わります。