DM三井製糖ホールディングスは2026年9月10日、シニアライフクリエイト(東京都品川区)の株式を取得して子会社とすると公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)DM三井製糖ホールディングス株式会社(2109・東証プライム)
譲渡(売り手)J-STAR No.5-A, LP(29.9%)、J-STAR No.5-B, LP(18.4%)、J-STAR No.5-C, LP ほか(ケイマン法に基づくファンド。無限責任組合員はJ-STAR株式会社)
譲渡対象株式会社シニアライフクリエイト(2023年8月3日設立、資本金5,000万円)(高齢者専門宅配弁当「宅配クック123」FC本部運営、高齢者施設向け食材卸事業「特助くん」等)
所在地東京都品川区
手法株式取得(子会社化)。特定子会社の異動に該当
対価取得株式数246,100株(議決権246,100個)。取得価額は守秘義務契約により非開示。株式価値評価(ディスカウンテッド・キャッシュ・フロー法等の手法によるもの)および法務・財務に関する調査等を実施・検討し、相手先との協議を経て決定
日程2026年9月10日 取締役会決議・株式譲渡契約締結/2026年9月末 株式譲渡実行(予定)。独占禁止法に関する行政当局への届出、許認可等の取得により日程が変更される場合がある

開示資料によれば、同社グループは砂糖事業に加え、アスリート向け栄養補助食品・健康食品・宅配弁当、栄養療法食品、嚥下障害対応食品事業等を展開するライフ・エナジー事業を通じて「栄養と健康」に貢献するソリューション企業を目指しています。中期経営計画では、砂糖事業の収益力を強化するとともに、そこで創出した経営資源を成長領域であるライフ・エナジー事業へ戦略的に再配分する方針を掲げ、M&Aや事業提携等も活用しながら商材・機能・技術・販路の拡充に向けた投資を進めているとされています。

シニアライフクリエイトは2023年8月3日設立、資本金5,000万円で、高齢者専門宅配弁当「宅配クック123」のFC本部運営、高齢者施設向け食材卸事業「特助くん」等を営んでいます。株主はJ-STAR No.5-A, LPが29.9%、J-STAR No.5-B, LPが18.4%ほかで、いずれもケイマン法に基づくファンド、無限責任組合員はJ-STAR株式会社です(出典:DM三井製糖ホールディングス株式会社 2026年9月10日公表資料)

取得株式数は246,100株(議決権246,100個)です。取得価額は守秘義務契約により非開示ですが、株式価値評価(ディスカウンテッド・キャッシュ・フロー法等の手法によるもの)および法務・財務に関する調査等を実施・検討し、相手先との協議を経て決定したと記載されています(出典:DM三井製糖ホールディングス株式会社 2026年9月10日公表資料)

日程は2026年9月10日に取締役会決議および株式譲渡契約締結、株式譲渡実行日は2026年9月末の予定です。独占禁止法に関する行政当局への届出、許認可等の取得、その他の理由により日程に変更が生じる場合には速やかに公表するとされています。

出典: DM三井製糖ホールディングス株式会社(TDnet 適時開示。東京証券取引所 適時開示情報閲覧サービス)「子会社の異動を伴う株式取得及び特定子会社の異動に関するお知らせ」(2026年09月10日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

売り手は投資ファンドです。設立は三年前ですが、事業そのものは以前から続いているもので、ファンドが切り出して会社にした形です。

ファンドが持っている会社は、いつか手放すことが前提です。だから買い手を探す段取りも整っています。事業会社が相手のときとは進み方が違います。

実行の日程に、独占禁止法の届出が条件として挙げられています。同じ市場で大きな会社どうしが一緒になると、事前の届出が要ります。

中小企業の譲渡では届出が要る規模になることは少ないですが、許認可や取引先の同意が同じ役割をします。何が揃わないと実行できないのかを、契約の前提条件として並べておきます。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。