クックビズは2026年8月19日、株式会社ネットオンが実施する第三者割当増資の引受けと既存株主からの株式取得により、同社を連結子会社化することを決議したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | クックビズ株式会社(6558・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 既存株主(株式会社神戸社中43.90%、個人1名36.03%、その他16名20.07%。氏名は再掲しない)からの株式取得と、第三者割当増資の引受けの組み合わせ |
| 譲渡対象 | 株式会社ネットオン(採用マーケティングツール「採用係長」の開発・運営) |
| 所在地 | 大阪府大阪市北区野崎町7番8号 |
| 手法 | 既存株主からの株式取得と第三者割当増資の引受けによる連結子会社化。取得株式数は22,257株(議決権の数22,257個)で、内訳は既存株主からの株式取得2,257株、第三者割当増資の引受20,000株。取得前の所有株式数は0株、取得後の議決権所有割合は71.0%。第三者割当増資は、同日締結した契約に定める前提条件の充足を条件として実行される予定。対象会社の資本金の額がクックビズの資本金の額の100分の10以上に相当することから、特定子会社に該当する |
| 対価 | 取得価額は株式取得の相手先との守秘義務に基づき非開示。開示資料は、第三者によるデューデリジェンスの結果および株価算定の結果を踏まえ、当事者間で協議・交渉した結果、公正な価額にて決定したと記載している |
| 日程 | 2026年8月19日 取締役会決議日および株式引受契約締結日/2026年9月頃(予定) 株式譲渡実行日/2026年12月頃(予定) 第三者割当増資に係る株式引受の効力発生日 |
取得株式数は22,257株で、内訳は既存株主からの株式取得2,257株、第三者割当増資の引受20,000株です。取得前の所有株式数は0株、取得後の議決権所有割合は71.0%となります。取得価額は株式取得の相手先との守秘義務に基づき非開示とされています(出典:クックビズ株式会社(適時開示) 2026年8月19日公表資料)
対象会社は大阪府大阪市北区に所在し、採用マーケティングツール「採用係長」の開発・運営を手がけ、資本金は378,140千円、設立は2004年10月1日です。直近3期の売上高は401,907千円、403,258千円、259,291千円、営業利益は△70,743千円、△92,618千円、△64,688千円です。
株式譲渡の実行は2026年9月頃、第三者割当増資に係る株式引受の効力発生は2026年12月頃が予定されています。対象会社の資本金の額がクックビズの資本金の額の100分の10以上に相当することから、特定子会社に該当することとなります。
出典: クックビズ株式会社(適時開示)「ネットオン株式会社の第三者割当増資引受による株式の取得(連結子会社化)のお知らせ」(2026年08月19日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
既存株主から株式を買う分と、新しく発行される株式を引き受ける分が組み合わせられています。
買う側から見ると、前者は株主へ、後者は会社へお金が入ります。
赤字が続いている会社では、会社にお金を入れる形が選ばれることがあります。
売る側の株主は手元に現金が入り、会社には運転資金が残るという形です。
どちらにいくら配分するかは交渉の対象で、売る株主の手取りに直接ひびきます。
自社の立て直しに資金が要るなら、この組み合わせを先に相談しておくとよいでしょう。