タムラ製作所は2026年9月17日、会社分割(吸収分割)および情報機器事業の事業譲渡に関する開示の一部を変更すると公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | Tamu Radiance(承継会社) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | (本開示は決算期の変更であり、譲渡の当事者は従前の開示に記載) |
| 譲渡対象 | 株式会社タムラ製作所の情報機器事業(情報機器) |
| 所在地 | 日本 |
| 手法 | 会社分割(吸収分割)および情報機器事業の事業譲渡についての一部変更。承継会社の決算期を変更 |
| 対価 | (本開示に対価の記載はない) |
| 日程 | 承継会社の決算期を3月31日から9月30日へ変更 |
開示資料によれば、同社は承継会社であるTamu Radianceの決算期を3月31日として公表していましたが、その後、事業運営および業績管理の効率化を図る観点から検討した結果、同社の決算期を9月30日に変更することとなりました(出典:株式会社タムラ製作所 2026年9月17日公表資料)
変更内容は、当事会社の概要のうち承継会社の決算期を3月31日から9月30日へ変更するものです。分割会社の決算期は3月31日のままです。
中小企業の経営者は、どう読むか
決算期を変えるという、小さく見える変更の開示です。それでも公表しているのは、先に公表した内容と違うからです。
決算期は、譲渡の実務では意外と効いてきます。いつの数字で価格を精算するのか、税金の申告はいつになるのか、従業員の賞与や評価の時期はどうなるのか。
中小企業の譲渡でも、買い手のグループに入ると決算期を揃えられることがあります。合わせるには、一度短い事業年度を作る必要があります。
譲渡の日を決めるときは、決算期から逆算します。期の途中で渡すと、その期の損益を誰が取るかという話になります。
渡す日と決算期を揃えると、区切りがはっきりします。可能なら、そこを狙って日程を組みます。