ジャパンインベストメントアドバイザーは2024年6月28日、マイルストンアセットマネジメント株式会社の株式を取得して子会社化したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー(7172・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | (開示資料に個人として記載。住所はモナコ公国。当サイトの方針により氏名は再掲しない) |
| 譲渡対象 | マイルストンアセットマネジメント株式会社(内外の適格機関投資家向け投資運用サービスの提供) |
| 所在地 | 東京都港区 |
| 手法 | 株式取得(子会社化) |
| 対価 | 非開示(相手方との協議により非開示) |
| 日程 | 2024年6月28日 公表(開示資料は同日に子会社化したと記載している) |
異動前の所有株式数は0株、取得株式数は39,200株で、異動後の所有株式数は39,200株(86.2%)です。取得価額は相手方との協議により非開示とされています(出典:株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー 2024年6月28日公表資料)
対象会社は所在地が東京都港区六本木6丁目15番1号けやき坂テラス4階、事業内容が内外の適格機関投資家向け投資運用サービスの提供、設立が2004年1月21日です。経営成績は、売上高が327、233、535、営業利益が36、5、172、純資産が124、135、232と記載されています。
開示資料は目的について、買い手グループが「金融を通じて社会に貢献する企業でありつづける」を経営理念とし、金融商品の組成・販売・運営事業、プライベート・エクイティ投資事業、並びに各種アドバイザリーサービス等を展開する企業グループであることを記載しています。
対象会社については、2004年の創業以来、投資運用業者として日本株小型バリューセクターの運用を行っていること、独自のノウハウにより継続的に業界平均以上の収益を上げられることが見込まれると記載されています。買い手は本件により総合的な金融ソリューショングループとしてサービス領域の拡大を行うとしています。
出典: 株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー「マイルストンアセットマネジメント株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」(2024年06月28日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
八十六・二パーセントです。全部ではなく、一部を残しています。
運用会社は、運用する人がそのまま商品です。人が抜ければ中身が消えます。
だから持ち分を全部取らず、相手に残ってもらう形になりやすい業種です。
中小企業でも、代表者の個人技で回っている会社は同じ扱いを受けます。
買い手は「残ってもらう」ことを条件にしたがります。
売る側から見れば、何年残るのかを先に決めることになります。
売り手の住所はモナコ公国と書かれています。国外在住の株主です。
株主が海外にいると、手続と税務の確認が増えます。早めに洗い出す論点です。