すかいらーくホールディングスは2024年9月6日、株式会社資さんの株式を取得し子会社化すると公表しました。実行日は2024年10月を予定しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社すかいらーくホールディングス(3197・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | ユニゾン・キャピタル4号投資事業有限責任組合ほか(個人株主2名を含む) |
| 譲渡対象 | 株式会社資さん(うどん・和食チェーンレストランの運営) |
| 所在地 | 福岡県北九州市小倉南区 |
| 手法 | 株式取得(子会社化) |
| 対価 | 取得価額は対象会社の普通株式が24,000百万円、アドバイザリー費用等(概算額)が41百万円 |
| 日程 | 2024年9月6日 取締役会決議日/2024年9月6日 契約締結日/2024年10月(予定) 実行日 |
取得株式数は304,260,472株(議決権の数:304,260,472個)で、取得前の議決権所有割合は0%、取得後は100%となります。取得価額は対象会社の普通株式が24,000百万円、アドバイザリー費用等(概算額)が41百万円です(出典:株式会社すかいらーくホールディングス 2024年9月6日公表資料)
対象会社は所在地が福岡県北九州市小倉南区上葛原2丁目18番50号、事業内容がうどん・和食チェーンレストランの運営、資本金が50百万円です。経営成績は、売上高が10,522百万円、12,379百万円、15,274百万円、営業利益(△損失)が△405百万円、76百万円、360百万円、純資産が2,602百万円、2,404百万円、2,495百万円と3期分が記載されています(出典:株式会社すかいらーくホールディングス 2024年9月6日公表資料)
開示資料は対象会社について、北九州のソウルフードとしてのブランドを確立しており九州地域のロードサイドにうどん・和食チェーンを展開していること、うどんや和食の幅広いメニュー、お求めやすい価格帯、料理提供の早さを備えていること、昨年から関西への出店を進め今年の冬には関東への出店も計画していることを記載しています。
開示資料は目的について、買い手が地方ロードサイドの自社カニバリ解消のため業態転換候補としての新ブランド開発を実施しているものの、幅広いお客様に支持される高い集客力のあるブランドを必要としていること、本件株式取得により買い手の既存店・立地開発力やサプライチェーン、人財や資金等を活用してもらうことで双方がWin-Winとなる関係を築けると判断したことを記載しています。
出典: 株式会社すかいらーくホールディングス「株式会社資さんの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」(2024年09月06日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
売上百五十二億円の会社に、二百四十億円が付いています。
直近の営業利益は三億六千万円で、その三年前は赤字でした。
赤字から黒字へ転じ、売上も伸びている局面での譲渡です。
売り手は投資ファンドで、立て直してから渡す形です。
助言費用は四千百万円で、株式代金の〇・二パーセントです。
金額が大きい取引ほど、費用の割合は小さくなります。
逆に小さい取引では、割合が重くなります。
中小企業の譲渡では、この費用の重さが判断に効きます。
手数料の最低額がある場合、小規模だと割に合わないこともあります。