保育・介護福祉・人材派遣を営むQLSホールディングスは2025年6月30日、連結子会社の株式会社和みが有限会社サニーベイルの株式を取得し、自社の孫会社とすることを取締役会で決議したと公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)株式会社QLSホールディングス(連結子会社の株式会社和みが取得)(7075・東証グロース・名証ネクスト)
譲渡対象有限会社サニーベイル(介護事業(地域に密着した有料老人ホーム1施設の運営))
所在地名古屋市緑区
手法株式譲渡(個人株主から株式を取得し、買い手の孫会社とする)
対価非開示(開示資料に記載なし)
日程取締役会決議日・株式譲渡契約締結日 2025年6月30日/株式取得日 2025年7月1日

開示資料によれば、サニーベイルは1989年9月設立、資本金6,000,000円で、名古屋市において地域に密着した有料老人ホームを1施設運営しています。株式は個人株主が100%を保有していました。純資産は直近3期で56,679千円、74,880千円、124,327千円です(出典:株式会社QLSホールディングス 2025年6月30日公表資料)。

QLSホールディングスは、現状は保育事業を主軸としているものの、介護福祉事業と人材派遣事業を拡大し、保育事業に依存しない経営体制を構築する方針で、本件により中部地方での介護福祉事業の展開を進めるとしています。

出典: 株式会社QLSホールディングス(TDnet適時開示。TDnetでの公開期間が終了しているため、URLは株探が保存する原本PDF)「当社連結子会社による株式取得(孫会社化)のお知らせ」(2025年06月30日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

運営する施設が一つ、有限会社という形の会社が、上場企業グループに迎えられた例です。有限会社は現在は新たに設立できませんが、既存の会社はそのまま存続しており、株式譲渡の対象になります。

買い手は、特定の地域で事業を広げる足がかりとして説明しています。その地域に拠点を持っていること自体が、相手にとっての意味になる場合があります。

施設の運営では、建物を所有しているのか賃借しているのか、入居者との契約がどうなっているかが引き継ぎの前提になります。書類の整理は、相手を探す前から始められる準備です。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。