調剤薬局や医療機関向けのシステムを手がけるEMシステムズは2026年1月16日、金沢市で介護保険システムの開発・販売・サポートを営む株式会社コンダクトの株式を法人株主から取得し、子会社化することを決定したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社EMシステムズ(4820・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡対象 | 株式会社コンダクト(介護保険システム事業(開発・販売・サポート)、福祉分野のネットワークシステム開発、介護・福祉・医療分野のシステムコンサルティング) |
| 所在地 | 石川県金沢市 |
| 手法 | 株式譲渡(法人株主から株式119,000株を取得し、子会社化) |
| 対価 | 非開示(開示資料に「機密保持契約により非開示」と記載) |
| 日程 | 契約締結 2026年1月16日/実行 2026年1月28日(予定) |
開示資料によれば、コンダクトは1973年6月設立、資本金1,000万円で、直近3期の売上高は621百万円、699百万円、903百万円、営業利益は2百万円、14百万円、63百万円です。取得株式数は119,000株で、取得価額は機密保持契約により非開示、実行は2026年1月28日の予定です(出典:株式会社EMシステムズ 2026年1月16日公表資料)。
EMシステムズは、デジタルで医療・介護の現場を支えることをミッションに掲げ、介護・福祉業界で人手不足や介護報酬改定への対応からデジタル化による生産性向上が求められていることを取得の背景に挙げています。
中小企業の経営者は、どう読むか
業歴の長い地方のソフトウェア会社が、医療・介護分野のシステム大手に迎え入れられた例です。特定の制度に対応した製品と導入先の基盤は、地域を越えて評価されます。
売り手が法人である場合、事業会社が自社の子会社を譲る形になります。グループの中で事業を整理する際に、その分野で強い買い手へ移すことがあります。