広島電鉄は2026年1月19日、株式会社A&Cの株式を取得し子会社化することを決定したと公表しました。株式譲渡実行日は2026年2月2日を予定しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 広島電鉄株式会社(9033・東証スタンダード) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 個人株主3名(住所は当該株主の意向により記載を省略。本サイトでは個人の氏名を再掲していません) |
| 譲渡対象 | 株式会社A&C(飲食業、宿泊業、建設業等(宮島口・宮浜エリアの宿泊施設、地域の飲食店舗、建設事業)) |
| 所在地 | 広島県廿日市市大野中央3丁目3番5号 |
| 手法 | 株式の取得(完全子会社化)。150株(議決権の数150個)を取得し、議決権所有割合は0%から100.0%となる |
| 対価 | 取得価額は相手方との取り決めにより非開示とされている。開示資料は、取得価額が外部機関による各種デューデリジェンスを実施し株主と協議のうえ公正妥当と考えられる金額を算出して決定したものであることを記載している |
| 日程 | 2026年1月19日 取締役会決議日/2026年1月19日 株式譲渡契約締結日/2026年2月2日(予定) 株式譲渡実行日 |
異動前の所有株式数は0株(議決権の数0個、議決権所有割合0%)、取得株式数は150株(議決権の数150個)、異動後も150株(議決権所有割合100.0%)です。取得価額は相手方との取り決めにより非開示とされており、外部機関による各種デューデリジェンスを実施し株主と協議のうえ公正妥当と考えられる金額を算出して決定したものと記載されています(出典:広島電鉄株式会社 2026年1月19日公表資料)
対象会社は名称が株式会社A&C、所在地が広島県廿日市市大野中央3丁目3番5号、事業内容が飲食業、宿泊業、建設業等、資本金が30百万円、設立年月日が1976年6月18日です。売上高は2,110,713千円、2,285,089千円、2,443,247千円、営業利益は83,150千円、76,086千円、152,661千円、純資産は303,546千円、423,867千円、471,443千円と3期分が記載されています。大株主及び持株比率は当該株主の意向により記載が省略されています(出典:広島電鉄株式会社 2026年1月19日公表資料)
株式取得の相手先は個人株主3名で、住所は当該株主の意向により記載が省略されています。
開示資料は、買い手グループが広島県西部を中心に路面電車・バス等の公共交通事業を基盤に不動産、レジャー・サービスなど多角的な事業を展開していること、本件により交通・観光事業と対象会社の宿泊・飲食事業の連携を強化し宮島口およびその周辺での連携を図る方針であることを記載しています。
出典: 広島電鉄株式会社「株式会社A&Cの株式取得に関するお知らせ」(2026年01月19日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
創業から五十年の会社を、複数の個人株主が渡しました。
株が複数の人に分かれていたことになります。
全員がそろって初めて、百パーセントが動きます。
中小企業の譲渡では、ここで止まることがあります。
兄弟や親族に株が散っている場合です。
一人が反対すれば、完全子会社化はできません。
買い手は全部そろうことを条件にするのが普通です。
だから、誰が何株持っているかを先に確かめます。
株主をそろえる、という場面です。