名古屋を拠点に情報サービスを展開するSYSホールディングスは2026年1月23日、名古屋市で組み込み系・業務系のソフトウェア開発を営む株式会社サンライジングコーポレーションの全株式を個人株主から取得し、子会社化することを決定したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社SYSホールディングス(3988・東証スタンダード) |
|---|---|
| 譲渡対象 | 株式会社サンライジングコーポレーション(コンピュータソフトウェアの開発、販売、運用等(組み込み系・業務系)) |
| 所在地 | 愛知県名古屋市 |
| 手法 | 株式譲渡(個人株主から全株式250株を取得し、子会社化) |
| 対価 | 非開示(開示資料に「売主個人の所得に関する情報のため非開示」と記載) |
| 日程 | 契約締結 2026年1月23日/実行 2026年2月2日(予定) |
開示資料によれば、サンライジングコーポレーションは1999年10月設立、資本金25,000千円で、直近3期の売上高は214,612千円、204,250千円、204,734千円、営業損益は△1,041千円、△5,956千円、△7,548千円です。取得株式数は250株で、取得価額は売主個人の所得に関する情報のため非開示、実行は2026年2月2日の予定です(出典:株式会社SYSホールディングス 2026年1月23日公表資料)。
SYSホールディングスは、総合情報サービス事業の成長には規模の拡大が必要とし、対象会社が設立以来25年以上にわたり優良な顧客との取引を続けてきたことと、営業連携や採用ノウハウの共有による相乗効果を取得の理由に挙げています。
中小企業の経営者は、どう読むか
営業損失が続く小規模なソフトウェア会社でも、同じ地域の同業が迎え入れる例です。長く続く顧客との取引と技術者の体制が、損益の水準より重く見られています。
価額を非開示とする理由に「売主個人の所得」が挙げられています。個人が売り手の案件では、譲渡の対価がそのまま個人の所得になるため、開示を控えることが一般的です。