飛島建設を中核とする飛島ホールディングスは2026年2月12日、滋賀県栗東市で総合建設業を中核に砕石製造などを営むたち建設株式会社の株式を取得し、子会社化したことを公表しました。契約締結は1月28日、実行は1月30日です。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 飛島ホールディングス株式会社(256A・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡対象 | たち建設株式会社(土木建築工事業、砂利採取業、砕石製造業、不動産賃貸等(グループ会社5社)) |
| 所在地 | 滋賀県栗東市 |
| 手法 | 株式譲渡(株式を取得し、子会社化) |
| 対価 | 開示資料に取得価額の記載なし |
| 日程 | 契約締結 2026年1月28日/実行 2026年1月30日(公表 2026年2月12日) |
開示資料によれば、たち建設は1972年1月設立、資本金60百万円で、土木工事業や生コンクリート製造業などのグループ会社5社を持ち、直近3か年平均の売上高は7,600百万円(簡易連結)です(出典:飛島ホールディングス株式会社 2026年2月12日公表資料)。
飛島ホールディングスは、地域に根差した施工力と信用を持つ企業とともに持続可能な地域建設モデルを創ることを中期戦略の柱とし、たち建設が長年にわたり滋賀県のインフラ整備に貢献してきたことを取得の理由に挙げています。
中小企業の経営者は、どう読むか
地域の総合建設会社が、全国規模の建設グループの傘下に入る例です。地域の発注者との信用と施工体制を持つ会社は、買い手にとって地域の拠点として位置づけられます。
建設に加えて砕石やコンクリートの製造、不動産賃貸まで複数の会社で営む企業群を、まとめて承継する形です。関連会社が複数ある場合は、どの会社をどう引き継ぐかを事前に整理することが実務の要点です。