ランプや製造装置などを手がけるヘリオス テクノ ホールディングは2026年2月20日、新潟県燕市で電気照明器具向けワイヤーハーネスを製造・販売する株式会社ホンダの全株式を、2つの投資事業有限責任組合から取得し、子会社化することを決定したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | ヘリオス テクノ ホールディング株式会社(6927・東証スタンダード) |
|---|---|
| 譲渡対象 | 株式会社ホンダ(電気照明器具向けワイヤーハーネスの製造・販売(ハーネス加工、部品組立、完成品組立)) |
| 所在地 | 新潟県燕市 |
| 手法 | 株式譲渡(投資事業有限責任組合2組合から全株式43,600株を取得し、子会社化) |
| 対価 | 株式取得価額 1,950百万円(アドバイザリー等費用は別途概算) |
| 日程 | 取締役会決議(書面決議)・契約締結 2026年2月20日/実行 2026年4月1日(予定) |
開示資料によれば、ホンダは1951年創業、1978年6月設立、資本金5,060万円で、直近3期の売上高は2,008百万円、1,881百万円、1,852百万円、営業利益は325百万円、290百万円、306百万円です。取得株式数は43,600株で、株式取得価額は1,950百万円、実行は2026年4月1日の予定です(出典:ヘリオス テクノ ホールディング株式会社 2026年2月20日公表資料)。
ヘリオス テクノ ホールディングは、事業ポートフォリオの拡大による持続的な成長を目指しており、対象会社が新潟・三重・兵庫・福井に生産拠点を持ち、企画開発から出荷まで一貫した生産体制を持つことを取得の理由に挙げています。
中小企業の経営者は、どう読むか
事業承継を目的とする投資ファンドがいったん株式を引き受け、その後に事業会社へ譲渡する二段階の承継です。地方の製造業で、ファンドが橋渡しの役割を担う形として読めます。
売上規模より利益率の高い製造業で、取得価額が開示されています。安定した利益と複数の生産拠点を持つ会社が、どのように評価されるかを示す例です。