住宅のリフォームなどを手がけるニッソウは2026年4月16日、首都圏を中心にマンションやビルの大規模修繕工事を営む株式会社第一技研の全株式を個人株主から取得し、子会社化することを決定したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社ニッソウ(1444・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡対象 | 株式会社第一技研(マンション・ビル等の大規模修繕工事ほか) |
| 所在地 | 東京都文京区 |
| 手法 | 株式譲渡(個人株主2名から全株式400株を取得し、子会社化) |
| 対価 | 普通株式 402,500千円、アドバイザリー費用等(概算)31,600千円、合計 434,100千円 |
| 日程 | 契約締結 2026年4月16日/実行 2026年5月中(予定) |
開示資料によれば、第一技研は1996年4月設立、資本金2,000万円で、直近3期の売上高は309,363千円、834,328千円、513,394千円、営業損益は△3,250千円、75,502千円、16,933千円です。取得株式数は400株で、取得価額は普通株式402,500千円とアドバイザリー費用等の概算31,600千円、実行は2026年5月中の予定です(出典:株式会社ニッソウ 2026年4月16日公表資料)。
ニッソウは、中期経営計画で住宅・不動産ストック領域のサービスの拡充を成長戦略の柱とし、対象会社が大手デベロッパーとの数十年にわたる関係に基づく受注基盤を持つことを取得の理由に挙げています。
中小企業の経営者は、どう読むか
工事業の承継で、買い手が「受注基盤」を明示して評価した例です。売上が年によって大きく動く工事業でも、継続的に発注する取引先との関係が価値として説明されています。
家族で株式を分けて持つ会社の承継です。株主が複数でも、あらかじめ意思がそろっていれば手続きは短期間で進みます。