フォトウエディングを中核とするスタジオ事業を展開するデコルテ・ホールディングスは2026年4月22日、神戸市でフォトスタジオを経営する株式会社エミュと、その撮影画像のレタッチや制作物を担う株式会社エミュLabの全株式を個人株主から取得し、完全子会社化することを決定したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | デコルテ・ホールディングス株式会社(7372・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡対象 | 株式会社エミュ、株式会社エミュLab(写真の撮影・写真館の経営・写真用品の販売(エミュLabは広告宣伝物・印刷物の企画・デザイン等)) |
| 所在地 | 兵庫県神戸市・明石市 |
| 手法 | 株式譲渡(個人株主から2社の全株式(エミュ41株・エミュLab31株)を取得し、完全子会社化) |
| 対価 | エミュ 740百万円、エミュLab 260百万円、アドバイザリー費用等(概算)90百万円、合計(概算)1,090百万円 |
| 日程 | 取締役会決議・契約締結 2026年4月22日/実行 2026年4月30日(予定) |
開示資料によれば、エミュは1998年9月設立、資本金3,000千円で、直近3期の売上高は815,060千円、740,364千円、723,484千円です。エミュLabは2015年5月設立で、直近3期の売上高は217,691千円、192,454千円、174,558千円です。取得価額はエミュ740百万円、エミュLab260百万円にアドバイザリー費用等の概算90百万円を加えた合計1,090百万円で、実行は2026年4月30日の予定です(出典:デコルテ・ホールディングス株式会社 2026年4月22日公表資料)。
デコルテ・ホールディングスは、中期経営計画でフォトウエディングの成長と家族写真の拡充を掲げ、対象会社の店舗運営のノウハウをグループに取り込むことを取得の理由に挙げています。
中小企業の経営者は、どう読むか
撮影のスタジオと、制作を担う別会社をまとめて承継する例です。仕事の流れが二つの会社にまたがっている場合、片方だけを譲ると事業が回らなくなるため、一体で譲る形が選ばれます。
売上が減少している局面でも、店舗ごとの運営力に価値を見て同業が迎え入れています。写真スタジオの承継では、顧客データと季節ごとの繁忙への対応力が評価の中心になります。