HEROZは2026年8月3日、子会社であるエキストラ株式会社が、有限会社エキストラのAI研修事業を譲り受けることを決議したと公表しました。譲受側のエキストラ株式会社は2026年7月に設立された新会社で、HEROZが80.0%を保有しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | エキストラ株式会社(HEROZ株式会社が80.0%を保有する新会社)(4382・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 有限会社エキストラ(神奈川県川崎市宮前区。大株主は個人1名が100.0%。氏名は再掲しない) |
| 譲渡対象 | 有限会社エキストラのAI研修事業(フランチャイズ・OEM方式による生成AI研修サービスの提供、研修コンテンツ・教材) |
| 所在地 | 神奈川県川崎市宮前区犬蔵三丁目10番6号 |
| 手法 | 事業譲受。HEROZ株式会社の子会社として2026年7月に設立したエキストラ株式会社(HEROZが80.0%を保有)が、有限会社エキストラのAI研修事業を譲り受ける。譲受の対象は、フランチャイズ・OEM方式による生成AI研修サービスの提供、研修コンテンツ・教材、顧客基盤など |
| 対価 | 事業譲渡対価は相手方との守秘義務等を考慮して非開示とされている。開示資料は、対価および契約に基づき本事業に付属する債権債務の差額を合算した金額を営業権として計上する予定と記載している |
| 日程 | 2026年8月1日 事業の譲受日/2026年8月3日 取締役会決議日および事業譲渡契約締結日 |
譲渡側の有限会社エキストラは神奈川県川崎市宮前区に所在し、AI研修事業と広告事業を手がけ、資本金は4,000千円、設立は1984年7月です。純資産は△32,651千円です。
事業譲渡対価は相手方との守秘義務等を考慮して非開示とされています。開示資料は、対価および契約に基づき本事業に付属する債権債務の差額を合算した金額を営業権として計上する予定と記載しています。
開示資料は、譲渡側が全国の中小企業を主な対象として、フランチャイズおよびOEMのパートナー網を通じて生成AI研修サービスを提供しており、月額課金型の安定した収益基盤と研修コンテンツ・運営ノウハウを有していると記載しています。
出典: HEROZ株式会社(適時開示)「当社子会社における事業譲受に関するお知らせ」(2026年08月03日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
買い手が先に新しい会社を作って、そこへ事業を受け入れる形です。
会社を買うのではなく事業を買うので、相手の過去の債務は原則として来ません。
そのかわり、取引先との契約や従業員の雇用は自動では移らず、一つずつ同意が必要になります。
この開示では、受け入れる側に相手方も出資して残る形になっています。
譲る側が一部を持ち続けると、引き継ぎの間の協力を得やすくなります。
中小企業の譲渡でも、全部を一度に渡さず段階を踏む選択はあります。