ツインバードは2026年9月4日、ジャパネットホールディングスによる同社株式に対する公開買付けの提案が取下げられたと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社ジャパネットホールディングス(公開買付けを提案していた側。提案を取下げ) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 株式会社ツインバードの株主(公開買付けに応募する予定だった側) |
| 譲渡対象 | 株式会社ツインバードの株式(家電製品の企画・開発・製造) |
| 所在地 | 新潟県 |
| 手法 | 公開買付けの提案の取下げ。ツインバードをジャパネットの完全子会社とすることを目的とする一連の取引の一環として予定されていた公開買付け |
| 対価 | (提案の取下げであり、価格は実現しなかった) |
| 日程 | 2026年6月19日 公開買付けの開始予定を公表/2026年8月31日 ツインバードが反対の意見を表明/2026年9月4日 提案の取下げ |
2026年6月19日付のツインバードの開示のとおり、同社はジャパネットから、ツインバードをジャパネットの完全子会社とすることを目的とする一連の取引の一環としての公開買付けについて、開始予定の連絡を受けていました(出典:株式会社ツインバード 2026年9月4日公表資料)
ツインバードは2026年8月31日、この取引に反対の意見を表明していました。その4営業日後に提案が取下げられたことになります。
中小企業の経営者は、どう読むか
買いたいという申し入れが、対象会社の反対表明のあとに取下げられました。相手が受け入れなければ成立しない、という当たり前のことが起きています。
反対の理由として示されたのは、価格ではなく買ったあとの計画でした。計画と裏付けが示されないことを問題にしていました。
中小企業の譲渡でも、断ることはできます。話を聞いたから進めなければならないわけではありません。条件が合わなければ、そこで止めてよい。
止めるときに大事なのは、何が理由で止めたかを残しておくことです。同じ相手が条件を変えて戻ってくることもあります。そのとき、前回なぜ断ったのかが分かっていれば、同じ議論を繰り返さずに済みます。