日本抵抗器製作所は2026年9月17日、フェローテックによる同社株式に対する公開買付けについて賛同を表明し、株主に応募を推奨すると公表しました。フェローテックも同日、公開買付けの開始を公表しています。

開示された事実

譲受(買い手)株式会社フェローテック(6890。東京都中央区日本橋。昭和55年9月27日設立、資本金29,549百万円。半導体等装置関連製品、電子デバイス製品、車載関連製品の製造販売等)(6890・東証スタンダード)
譲渡(売り手)株式会社日本抵抗器製作所の株主(公開買付けに応募する側)
譲渡対象株式会社日本抵抗器製作所の普通株式(抵抗器等の電子部品)
所在地日本
手法公開買付け(TOB)。目的は完全子会社化。日本抵抗器製作所は賛同の表明および応募推奨
対価買付け等の価格は普通株式1株につき1,901円。買付予定数の下限618,700株(下限で買付けを行った場合の公開買付者の株券等所有割合は50.27%となる予定)、上限なし
日程2026年9月17日 取締役会決議/2026年9月18日 公開買付開始公告・公開買付届出書提出/2026年9月18日から2026年11月5日まで(30営業日)買付け等の期間

開示資料によれば、公開買付けの目的は完全子会社化、買付け等の期間は2026年9月18日から2026年11月5日まで(30営業日)、買付け等の価格は普通株式1株につき1,901円です。買付予定数の下限は618,700株で、上限は設けられていません(出典:株式会社日本抵抗器製作所 2026年9月17日公表資料)

買付予定数の下限で買付け等を行った場合における買付け等後の公開買付者の株券等所有割合は50.27%となる予定とされています(出典:株式会社日本抵抗器製作所 2026年9月17日公表資料)

フェローテックは東京都中央区日本橋に所在し、昭和55年9月27日設立、資本金29,549百万円(令和8年3月31日現在)で、半導体等装置関連製品の製造販売、電子デバイス製品の製造販売、車載関連製品の製造販売、その他関連事業を営んでいます(出典:株式会社日本抵抗器製作所 2026年9月17日公表資料)

出典: 株式会社日本抵抗器製作所(TDnet 適時開示。東京証券取引所 適時開示情報閲覧サービス)「株式会社フェローテックによる当社株式に対する公開買付けに関する賛同の表明及び応募推奨のお知らせ」(2026年09月17日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

下限を、ちょうど過半を超える水準に置いています。それ以上集まらなければ買わない、という条件です。

過半を取れないと、経営を自分で動かせません。だから「半分を超えること」を最低条件にしています。

中小企業の譲渡でも、買い手は過半を強く意識します。半分ずつでは決められないからです。

売り手として一部を残すなら、何パーセント残すのかで立場が変わります。三分の一を超えて残せば、重要な決議を止める力が残ります。

ただし、止める力があることと、動かす力があることは別です。残すなら、残した持ち分で何ができるのかを確かめてから決めます。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。