Institution for a Global Societyは2026年9月18日、特定子会社の異動ならびに非連結決算への移行について公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | (匿名組合の清算であり、譲受人は存在しない) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | (匿名組合の清算であり、譲渡人は存在しない) |
| 譲渡対象 | ONGAESHI匿名組合(営業者はDE FUND合同会社。2024年6月14日組成、出資金102百万円)(匿名組合財産の運用及び管理) |
| 所在地 | 日本 |
| 手法 | 匿名組合の清算。これにより連結子会社が存在しなくなるため、連結決算から非連結決算へ移行 |
| 対価 | (清算のため対価の記載なし)。2026年3月期において匿名組合が保有する投資有価証券は全額減損処理済み |
| 日程 | 2026年9月下旬 清算結了(予定)/2027年3月期第2四半期決算発表より非連結決算へ移行 |
開示資料によれば、同社は人材育成・採用一体型の新サービス「ONGAESHI(オンガエシ)プロジェクト」に参画し、本プロジェクトの海外展開を見据えて組成された匿名組合に対し匿名組合出資を行っていましたが、投資先である海外法人の清算に伴い、匿名組合についても清算することとなりました。これにより連結子会社が存在しなくなるため、2027年3月期第2四半期より連結決算から非連結決算へ移行します(出典:株式会社Institution for a Global Society 2026年9月18日公表資料)
清算する匿名組合はONGAESHI匿名組合で、営業者はDE FUND合同会社、事業内容は匿名組合財産の運用及び管理、出資金は102百万円、組成年月日は2024年6月14日です。清算結了は2026年9月下旬の予定です(出典:株式会社Institution for a Global Society 2026年9月18日公表資料)
2026年3月期において匿名組合が保有する投資有価証券については全額減損処理を行っており、本件による2027年3月期の業績への影響は軽微であるとされています。
中小企業の経営者は、どう読むか
投資先が清算されたので、その投資のために作った器も畳む。順番に下から消えていく形です。
投資有価証券は、すでに全額減損処理済みと書かれています。清算する前に、価値がないものとして帳簿から落としていたということです。
中小企業でも、過去に出資した先が立ち行かなくなっていることがあります。そのまま帳簿に載せたままだと、譲渡のときに論点になります。
買い手は「この出資は回収できるのか」を聞きます。回収できないなら、帳簿の金額を落としてから渡すのか、そのまま渡すのかを決めます。
譲渡の前に、使っていない資産と回収できない債権を洗い出しておきます。整理してから渡すほうが、数字が読みやすくなります。