Lib Workは2026年9月25日、V3D Asiaとの資本業務提携について公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社Lib Work(1431・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | (本開示に譲渡人の記載はない) |
| 譲渡対象 | V3D Asia株式会社(V3D Asia Inc.。東京都千代田区霞が関)(建設用3Dプリンター(3DCP)の開発、建設用添加剤・材料の開発、3Dコンクリートプリンティング) |
| 所在地 | 東京都千代田区 |
| 手法 | 資本業務提携。出資による議決権所有割合は約10%で、連結決算対象会社ではない。出資による相手先の経営体制に変更はない |
| 対価 | 出資による議決権所有割合は約10% |
| 日程 | 2026年9月25日 公表 |
開示資料によれば、V3D Asiaはブルネイにおいて政府案件として礼拝施設等の公共建築物を3Dプリンティングにより施工し2025年12月より一般利用が開始されているほか、インドネシア・バタム島及びマレーシアにおいて住宅開発プロジェクトを進めています。マレーシアではSIRIM Academy及びCIDB(Construction Industry Development Board)との連携を通じ、3Dプリンティング建築を工業化建築システム(IBS)の認定工法として位置付ける取り組みを進めているとされています。
国内でも島根県雲南市における一般的なモルタルを用いたオンサイト施工実証をはじめ、実証活動を本格化させているとされ、Lib Workはこれらの施工実績と現地ネットワークを活用し、インドネシア・マレーシアにおける実証及びモデルハウス建設を推進するとしています。
出資による議決権所有割合は約10%で、連結決算対象会社ではありません。出資による相手先の経営体制に変更はないとされています(出典:株式会社Lib Work 2026年9月25日公表資料)
出典: 株式会社Lib Work(TDnet 適時開示。東京証券取引所 適時開示情報閲覧サービス)「V3D Asia株式会社との資本業務提携に関するお知らせ」(2026年09月25日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
一割ほどの出資です。経営を取る話ではありません。一緒に事業をするために、少し株を持つ形です。
「経営体制に変更はない」と明記しています。口を出さない、という意思表示です。
中小企業でも、取引先や同業から「少し出資させてほしい」と言われることがあります。断ってもよいし、受けてもよい。
受けるなら、何のために持つのかを書面で決めておきます。配当はどうするのか、取締役を出すのか、やめるときに買い戻せるのか。
決めずに受け入れると、将来会社を譲るときに少数株主として残ります。全株を渡せないと、買い手の選択肢が狭まります。