ココナラは2026年10月7日、Acrosstudio株式会社の株式を取得し子会社化することを決議したと公表しました。株式譲渡実行日は2026年10月30日(予定)です。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社ココナラ(4176・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 個人5名(相手方の意向により氏名・住所は非開示) |
| 譲渡対象 | Acrosstudio株式会社(AIコンサルティング及びAI開発(AI実装型コンサルティングファーム)) |
| 所在地 | 東京都渋谷区渋谷一丁目13番5号 大協渋谷ビル10階 |
| 手法 | 株式取得(子会社化)。異動前の所有株式数0株(議決権所有割合0%)から普通株式510株(対象会社発行済株式総数の51%に相当)を取得し、異動後は議決権所有割合51%となる。開示資料は、対象会社が2027年8月期第1四半期連結会計期間より買い手の連結子会社となる見込みであることを記載している |
| 対価 | 取得価額は867百万円、アドバイザリー費用等(概算額)が5百万円、合計(概算額)872百万円 |
| 日程 | 2026年10月7日 取締役会決議日/2026年10月7日 契約締結日/2026年10月30日(予定) 株式譲渡実行日 |
異動前の所有株式数は0株(議決権の数0個、議決権所有割合0%)、取得株式数は普通株式510株(対象会社発行済株式総数の51%に相当)、異動後は510株(議決権の数510個、議決権所有割合51%)です(出典:株式会社ココナラ 2026年10月7日公表資料)
取得価額は867百万円、アドバイザリー費用等(概算額)が5百万円、合計(概算額)が872百万円です(出典:株式会社ココナラ 2026年10月7日公表資料)
対象会社は名称がAcrosstudio株式会社、所在地が東京都渋谷区渋谷一丁目13番5号 大協渋谷ビル10階、事業内容がAIコンサルティング及びAI開発、資本金が10百万円、設立年月日が2021年7月です。大株主及び持株比率は相手方の意向により非開示とされています(出典:株式会社ココナラ 2026年10月7日公表資料)
対象会社の最近3年間は、売上高が162百万円、630百万円、1,130百万円、営業利益が6百万円、0百万円、46百万円、純資産が4百万円、15百万円、22百万円と記載されています(出典:株式会社ココナラ 2026年10月7日公表資料)
開示資料は、対象会社が在籍する63名(2026年9月時点)のうちコンサルタントとAIエンジニアが7割超を占めること、課題整理を担うコンサルティング力、本番システムまで構築するAI実装力、顧客の現場で定着・内製化まで伴走するFDE型の支援力を一体で提供していること、総合商社や大手不動産グループ、大手飲料メーカーなどへの支援実績を有することを記載しています。
開示資料は、買い手が62万社超の法人顧客と140万人超のスキル登録者との接点を築いていること、2026年9月1日付でカンパニー制を導入しその一つとしてAIカンパニーを設けており、対象会社をその中核とすることを記載しています。
株式取得の相手先は個人5名で、相手方の意向により氏名・住所は非開示とされています。
出典: 株式会社ココナラ「Acrosstudio株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ」(2026年10月07日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
設立から五年の会社に、八億円を超える値が付きました。
売上はこの三期で大きく伸びています。
渡したのは個人五名で、名前は開示されていません。
買われたのは半分を少し超える株で、全部ではありません。
創業した側が、残りを持って経営に関わり続ける形です。
中小企業の譲渡でも、この形を選べます。
一度に全部を渡さず、様子を見ながら進められます。
ただし残りの株をいつ、いくらで渡すかは先に決めます。
一部を渡して残る、という場面です。