BuySell Technologiesは2024年1月19日、株式会社むすびの株式取得(子会社化)に向けた基本合意書を締結したと公表しました。これは基本合意の段階で、株式譲渡契約の締結は2024年2月中旬(予定)とされています。決定ではなく、協議の開始です。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社BuySell Technologies(7685・) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 対象会社の既存株主(大株主及び持株比率は株式取得の相手先の意向により非開示と記載) |
| 譲渡対象 | 株式会社むすび(ブランド品・貴金属等のリユース事業(「買取むすび」の運営)) |
| 所在地 | 神奈川県横浜市西区北幸 |
| 手法 | 株式譲渡(基本合意書の締結。発行済株式総数の100%を対象会社の既存株主から取得する予定) |
| 対価 | 取得価額は現時点では未定で、株式譲渡契約締結時に開示を行う予定と記載。独立した第三者機関の算定した評価額を基に相手方と協議のうえ決定するとされている |
| 日程 | 2024年1月19日 基本合意書締結日/2024年2月中旬(予定) 株式譲渡契約締結日/2024年3月中旬〜下旬(予定) 株式譲渡実行日 |
開示資料は、本件の実施により発行済株式総数の100%を対象会社の既存株主から取得する予定と記載しています。取得価額は現時点では未定で、株式譲渡契約締結時に開示を行う予定とされ、独立した第三者機関の算定した評価額を基に相手方と協議のうえ決定するとされています(出典:株式会社BuySell Technologies 2024年1月19日公表資料)
対象会社は、本店所在地が神奈川県横浜市西区北幸、事業内容がブランド品・貴金属等のリユース事業(「買取むすび」の運営)、資本金が1,000万円、設立年月日が2017年12月です。大株主及び持株比率は、株式取得の相手先の意向により非開示とされています(出典:株式会社BuySell Technologies 2024年1月19日公表資料)
買い手との関係は、資本関係・人的関係・取引関係のいずれについても記載すべきものはなく、買い手の関係者及び関係会社と対象会社の関係者及び関係会社の間にも特筆すべきものはないと記載されています。
開示資料は、買い手グループが買取・販売の循環を実現する総合リユースサービスを提供しており、出張訪問買取サービスのほか買取店舗の出店を強化していること、M&Aにより複数の買取事業者がグループに加わっていることを記載しています。
日程は、基本合意書締結日が2024年1月19日、株式譲渡契約締結日が2024年2月中旬(予定)、株式譲渡実行日が2024年3月中旬〜下旬(予定)です。本株式の取得に伴う2023年12月期の連結業績に与える影響はないと記載されています。
出典: 株式会社BuySell Technologies「株式会社むすびの株式取得(子会社化)に向けた基本合意書締結のお知らせ」(2024年01月19日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
この開示は基本合意で、値段もまだ決まっていません。契約を結ぶときに出すと書いています。
値段が未定のまま合意を公表する形です。何を合意したのかというと、進め方と大枠であって、金額ではありません。
株主が誰かも、相手先の意向で出していません。非上場の会社を買うときには、よくある形です。
基本合意から実行まで二か月ほどの日程が置かれています。この間に中身を調べ、条件を固めます。
買い手は同じリユースの会社を続けて買っています。買い慣れた相手は、調べる順番も決まっています。
買取の商売は、売る人がどれだけ来るかで成り立ちます。買う側が見るのは、客の集め方とその続き方です。
基本合意の時点では、まだ引き返せます。どの段階から引き返しにくくなるのかを、先に確かめておきます。