リベルタは2024年2月13日、株式会社アフラの株式の取得(子会社化)を公表しました。開示資料は、買い手が同日発表した中期経営計画において基本戦略と5つの成長戦略を掲げていること、対象会社が2007年の創業以来、企画提案型のOEM・ODMを展開しエステ向けコスメの開発・販売ノウハウを有していることを記載しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社リベルタ(4935・) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 対象会社の株主(個人1名。持株比率100.0%) |
| 譲渡対象 | 株式会社アフラ(化粧品製造販売・企画開発、健康・美容関連商品・機器の製造・販売・企画開発) |
| 所在地 | 東京都港区虎ノ門 |
| 手法 | 株式譲渡(議決権所有割合100%を取得して連結子会社化) |
| 対価 | 株式取得価額180百万円、アドバイザリー費用等(概算額)10百万円、合計(概算額)190百万円。第三者機関による株式価値評価額をもとに合理的に算定し、買い手の取締役会において公正かつ妥当であると判断して決定したと記載 |
| 日程 | 2024年2月13日 取締役会決議日・契約締結日(予定)/2024年2月16日(予定) 株式譲渡実行日 |
取得株式数は240株(議決権の数240個)、異動後は240株(議決権所有割合100%)です。取得価額は株式取得価額180百万円、アドバイザリー費用等(概算額)10百万円、合計(概算額)190百万円で、第三者機関による株式価値評価額をもとに合理的に算定し、買い手の取締役会において公正かつ妥当であると判断して決定したと記載されています(出典:株式会社リベルタ 2024年2月13日公表資料)
対象会社は、所在地が東京都港区虎ノ門、事業内容が化粧品製造販売・企画開発および健康・美容関連商品・機器の製造・販売・企画開発、資本金が10百万円、設立年月日が2007年2月13日です。大株主及び持株比率は個人1名が100.0%と記載されています(出典:株式会社リベルタ 2024年2月13日公表資料)
対象会社の純資産は2020年12月期38百万円、2021年12月期53百万円、2022年12月期68百万円、総資産は同じ順に161百万円、152百万円、145百万円と記載されています(出典:株式会社リベルタ 2024年2月13日公表資料)
買い手との資本関係・人的関係・取引関係は、いずれも該当事項がないと記載されています。
日程は、取締役会決議日と契約締結日(予定)が2024年2月13日、株式譲渡実行日が2024年2月16日(予定)です。本件株式取得により2024年2月16日付で対象会社は買い手の連結子会社になる予定で、連結業績への取り込みは2024年3月度からの見込みと記載されています。
出典: 株式会社リベルタ「株式会社アフラの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」(2024年02月13日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
株主が一人だけの会社です。合意を集める相手が一人なので、手続きは最も軽い形になります。
決議から実行までが三日です。段取りが先に固まっていたことが、この間隔に出ています。
対象会社は純資産が三期で積み上がり、総資産は減っています。借入れを返しながら利益を残してきた形が、この差に出ています。
化粧品の製造販売は、業の許可で成り立ちます。株式を買う形なら許可は会社に残りますが、責任技術者など人に紐づく要件は確かめます。
受託で作る商売は、発注してくれる相手との関係で成り立ちます。買う側が見るのは、その取引が残るかどうかです。
値段は、株の代金と専門家への費用を分けて示しています。買うのにいくらかかるのかを分けて見せる形です。
第三者機関の評価をもとにしたことも書いています。金額の根拠をどう説明するかという問題です。
設立日と取締役会の決議日が同じ月日です。偶然ですが、創業から十七年での譲渡ということになります。